お客様に信頼していただくためのシステムをどう構築するかを常に考え実践します。

倫理基準+サイエンスの目

営業担当はすべて生産管理部門で栽培経験を積んで十分な知識を身につけたスタッフが担当することで実際の商品と情報のミスマッチが生じることを防ぎます。
栽培履歴を詳細に記録すると共に、研究現場で開発された簡易分析法を導入することでお客様のニーズに直接応えうるシステムの構築に取り組んでゆきます。

シェフの技術+ジャグロンズの農産物

農作物のおいしさを一番正しく評価できるのは、料理のプロであるシェフであると考えます。
生産者の品質やおいしさの評価は、時に消費者のニーズと異なることがあるからです。私たちは、料理のプロの力を借りることで客観的に消費者のニーズに応えうる農作物作りを進めてゆきます。

商品+情報=美味しさと安心

農作物は私たちの商品であり作品です。
すべての作品には生産過程での物語があります。私たちは、良い商品を提供するだけでなく、個々の商品に関する情報をもう一つの価値として提供することで、調理素材としての農作物をもっと価値ある物に高めてゆきたいと考えています。情報と一緒にわくわく感をお客様に感じていただけるようなサービスを提供してゆきたいと考えております。

有機栽培野菜(オーガニック野菜)と無農薬栽培野菜について

農林水産省は1992年、「有機農産物及び特別栽培農産物に係る表示ガイドライン」を制定し、「化学的に合成された肥料及び農薬を避けることを基本として、播種または植付け前2年以上(多年生作物にあっては、最初の収穫前3年前)の間、堆肥等による土づくりを行ったほ場において生産された農産物」と定義されました。
この定義は、2000年からJAS法の適用を受けることで法的拘束力を持つようになりました。

有機栽培農産物=オーガニック農産物ですが、無農薬農産物ではありません。有機JAS法では、化学合成していない特定の農薬の使用は許されています。

無農薬栽培野菜は、文字通り農薬を一切使わないで栽培した野菜を言いますが、法的拘束力が及ぶ表示方法ではありません。

しかし、生産者と販売者が異なる場合、その信頼性が十分に確保されないことから、小売店などでは、無農薬栽培であってもその表示を極力避ける傾向があるようです。生産者が努力して無農薬栽培に取り組んでも販路によってはそれが評価されないケースもあるのです。

健康・安全志向の強いショップで、有機栽培農産物や無農薬栽培農産物がもてはやされるのは、その栽培方法が、消費者の求める、「おいしさ」、「美容と健康」、「安全・安心」といった3つの要素を満たす有力な手段であると考えられているからです。

しかし、現在のところ、これらの栽培方法は必ずしも万能と言うわけではなく、時と場合によっては、先述した3つの要素を満たさない場合もあるのです。

私たちは、科学の視点から「有機栽培」「無農薬栽培」に求められていた「おいしさ」、「美容と健康」、「安全・安心」の3つの要素を満たすことのできる第3の農法をジャグロンズ農法として提唱していきます。

ジャグロンズ農法、それは、科学技術を正しく理解している私たちだからこそできる新しい農作物の生産スタイルなのです。