◆本日、スタッフの粟津さんの目撃証言をもとに、エダマメ畑のわきの急峻な用水路に潜むといわれる、巨大魚の捕獲に挑んだ。

◆仕事が忙しいのでチャレンジの制限時間は15分。川口浩探検隊張りに、1.8mのリール竿と道糸に結んだ直付けの釣り針、それに、草むらから捕った巨大ミミズをつけて、単独で挑んだ。

◆水面に、自分の姿が映らないように、姿勢を低くして現場に近づき、餌を投入して5秒ほど、、、、、何かが喰いついた!!さらに10秒待って、そして竿を引くと、、、、、竿とカメラ両立は難しいが、こんな感じだった。あとは動画をご覧ください。

●秋田県美郷町にあるファーム*ジャグロンズ「兎農園」で、長きに渡り積み重ねてきた枝豆づくりのテクニック。●コロナ渦中の2020年春、敢えて、三重県津市にあるファーム*ジャグロンズ「安濃津農園」での枝豆生産に着手しました。●新商品の開発コードネームは「ポッポ豆」●そして、いよいよ明日、7月1日、全量収穫の日となりました。●実は5日ほど前、ポッポ豆1.0を10名程度の友人知人に購入いただき喜んでいただきましたが、まだまだ反省する点も多くありました。●前回の反省を踏まえて、ポッポ豆2.0(無選別からふるい選別有りにバージョンアップ)の出荷を2日間の限定で行います。明日は、すでにお問合わせを頂いている名古屋、秋田のお客様にお届けすることになっております。●そして、7月2日は三重県内限定で密売会を行いたいと考えております。●1袋500円、販売場所は、津市、伊賀市、伊勢市、四日市市の4箇所、パスワードは「練習会場」、販売対象者はジャグロンズの「タッカー」の野菜を食べたことがある方(でなくても構いません)。●予約制です、手段は選ばず、あの手この手で、お問い合わせください。予約の締切は7月1日。●大変申し訳ございませんが、今回は、数量限定の試行販売なので、今回ご縁がなかった場合でも、7月下旬にジャグロンズからリリースされる秋田県産枝豆「月兎豆2020」を是非ともお試し頂きたくお願い申し上げます。

◆「益荒男ほうれん草」秘伝File003 数値で紐解く!!その3《アスコルビン酸含量と硝酸イオン濃度》

★ほうれん草のこの2つの品質成分にに関しては、過去に、かなり詳しく掘り下げました。ちょっと、大変ですが今回は私の世界の深〜いところまでご案内します。

★その前に、少しだけ浅〜く「益荒男ほうれん草の実力」のビタミンCと硝酸イオンに関する解説をさせて下さい。

●葉物にもかかわらず、益荒男ほうれん草のビタミンC含量は156mg/100gFWとイチゴの2倍の量を含んでいました。サラダで食べると効率よく摂取することができますが、アクが大敵!!

●これに関しては益荒男ほうれん草の硝酸イオン濃度は、なんと市販のほうれん草の25分の1!!驚異的な少なさです。生で食べてもアクを感じないわけですよ!アクの成分は硝酸イオンとシュウ酸イオンなどからなると言われていますから。

●実は硝酸イオンを出荷前にぐっと落として絞ってくるというのが益荒男ほうれん草を作っている「畑の魔術師」タッカーのマル秘テクニックなのだ。以上、益荒男ほうれん草の実力に関する解説は終了!!それでは、深い世界へ、Let’s go !!

★内容とテキスト量ともに、これまでにないボリュームです。気合を入れて読む必要があります。入り口にいるあなた!!頑張ってください。

★先ずは、園芸学研究に掲載された私の論文を紹介します。そこに、ディープな世界があるからです。下記の水色のイタリックボールドテキストをクリックしてください。そして、PCの画面、またはプリンターでプリントアウトして読んでみてください。

★眠れない夜にピッタシの内容ですが、最後まで読んだらあなたも「ほうれん草ツウ」。自信を持ってほうれん草マニアを公言してください。

タッカーの原著論文2005園学研347

 

《ちょっと、寄り道。研究時代のエピソードに関するコラム》

★はじめに★

●私は、約12年間の研究所時代、合計40回近くの学会発表を行いました。そして30報以上の原著論文を発表し、うちファーストネームで発表したのが19報。今回紹介させていただいた論文は、私の本流の研究の内容ではありませんでしたが、今になってみると国会図書館に保存されている私の論文の中で最も多く引用されている論文になっていることがわかりました。

●今回のコラムでは、この論文にまつわるエピソードを紹介します。

★研究の経緯★

●平成13年から18年にかけて、私は主任研究官として在籍した農林水産省 近畿中国四国農業センター(現・西日本農業研究センター)野菜部野菜栽培研究室で、中山間地及び都市近郊農業の振興のための野菜の栽培技術研究がに取り組みました。更に詳しく言うと「ほうれん草を中心とした葉菜類の品質向上のための栽培技術に関する研究の遂行」、それが私に与えられたミッションでした。

●しかし、どこを探しても、生活者が実際に消費している野菜の品質に関する詳細な調査は行われていません。そこで私は、実際に街で売られているほうれん草を購入して、人体への健康の面からプラスの成分であるアスコルビン酸(ビタミンCの物質名)とマイナスの成分である硝酸イオン濃度の2つを周年調査させてくださいと研究室長である上司の熊倉裕史さんに、直訴しました。

●私の研究室のミッションは、栽培技術の開発とうい縛りがありましたから、この調査に研究室の研究費は使えません。そしたら、なんと、ほうれん草を購入する費用を熊倉さんのポケットマネーから私費で出して頂いたのです。さらに、パート職員の大田智美さんは、仕事が終わってからの勤務時間外で、ボランディア活動として複数のスーパーを回って出回っているすべてのほうれん草を買ってきてもらえたのです。

●私の思いに共鳴してくださった私と同じ戌年で一回り先輩の熊倉さん、大田さん。このような両氏のご協力がなかったらこのコンテンツという財産を世の中に残すことはできませんでした。感謝しています。

★発表時の反響★

●当時、研究者として乗りに乗っていた私は、学会発表する前に論文を投稿していました(普通は、学会発表を終えてから論文投稿の準備に取り掛かることが多い)。

●論文審査中にどこかの大学で開催された園芸学会で口頭発表に望みましたが、実際の発表会場にはそれまでに見たことのない人数のオーディエンスが優に100人超え。この内容に対する関心の深さを改めて感じたことを昨日のように思い出します。

●ところが、この発表を仕切っていた、チェアマン(九州地方の国立大学の大御所教授だったと思います)が、私が発表を終えるやいなや、一方的に研究内容を批判する発言で一蹴したのです。反論のチャンスも与えられず、私はがっかりしました。

●しかし、捨てる神あれば拾う神あり。学会誌への投稿論文の査読のレフェリーが、内容を理解して前向きに応援してくださるコメントを多数くださいました。そして、合格!!2005年に晴れて学会誌「園芸学研究」に掲載されたのです。

●投稿論文の審査は、2人の覆面レフェリー(覆面レスラーではありません)が、内容的、論理的に厳しいチェックを行います。国公立の研究所からの投稿では、大学の教員がレフェリーになることが多いのですが、どなたがレフェリーだったのかは私にはわかりませんが、審査してくださったレフェリーのお二人には感謝しております。

★発表当時の私の思い★

●論文の中身に関しては、今回はあえて解説しません。しかし、今回紹介させて頂いた、原著論文の考察の最後にある、「生産者は来るべき日に備えて、高品質で成分変動の少ないほうれん草の安定生産に取り組む必要があろう。また、同時に研究と技術開発の成果をこれまで以上に生産現場へ活用することが、産業をしての競争力のある強い日本の農業生産を実現する上で不可欠と考えられる。」との記述は、過去の私が、現在の私に送った、心にグッとくる強いメッセージでもあります。

●私は、まだブレていません。少しだけ自分を褒めてあげたい気持ちになりました。未来の自分に悔いのない日々を過ごそうと兜の帯を締めました。

◆「益荒男ほうれん草」秘伝File002 数値で紐解く!!その2《糖度》

●糖度は、果物などの甘さを表現するときに用いられる指標で、屈折糖度計という光学機械で調べることができます。単位はBrix%(ブリックス%)。果物の美味しさの指標でよく用いられており、皆さんに一番親しみやすい指標です。

●料理の教科書などでは一般的にほうれん草の糖度は3〜5度と言われています。私達は、無農薬とか有機農業とかといった価値観にとらわれず。独自の科学的農法「ジャグロンズ農法」によって美味しい野菜を世の中に送り出したいと、かなり個性の強いほうれん草にこだわり続けてきました(無農薬栽培や有機栽培を否定するものではありません。私達は、隠し味的に必要なときだけちょっとだけ使います)。

●それが、3つのストレート系と2つのロゼット系からなる5つの益荒男ほうれん草です。

◆ストレート系◆

①【ゴールデンタイプ】Max糖度11度を超えるスイカ並みの甘さの益荒男ほうれん草

②【ブラックタイプ】Max糖度15度とメロン並みの糖度を誇り、軸の味がトウモロコシのような風味を醸し出す益荒男ほうれん草

③【レッドタイプ】真っ赤な色合いが、サラダのみならず季節の料理の春を演出する益荒男ほうれん草

 

◆ロゼット系◆

④【アフロタイプ】ほうれん草の旨味が強く、縮んだボディーが、スープや中華にも向いた益荒男ほうれん草

⑤【ファイブスタータイプ】究極の益荒男ほうれん草は、濃緑肉厚で濃厚な旨味と甘み全国の料理人が唸った5つ星です。

※ロゼット系の益荒男ほうれん草は、糖度を上げやすく、高級メロン並みの甘さで出荷されることはザラです。が、、、訳あって、できるだけ15度以下で出荷しています。そのお話しは、またのコラムでご紹介させていただきます。

●益荒男ほうれん草のある生活、あなたもいかがですか。

◆ゴスペルという歌には不思議な力がある。

◆12月10日の津夜練習会。みんなで練習しているときに、突如として、隣の人が泣き出した。びっくりした。新しく入ったメンバーさんだった。

◆サニーサイド10周年記念パーティーで、伊賀メンバーの友人「うえさん」が号泣したというのはメンバーの間でも有名な話。

◆かくいう私も、つい最近それに近い境地を体験した。

◆12月10日の昼下がりの午後、私は三重県北部の中核都市にある摩天楼にいた。

◆そこではじめて聞いたゴスペル曲、「He’s Able」。ゴスペルシンガー「オイゾー」さんのソロ熱唱と、四日市メンバー中心クワイアーの合唱。

◆初めて聞いたこの曲の内容はわからない。わかるのはJust!「He’s Able」Only. このフレーズの繰り返しによって、私の心はトランス状態に入っていくのがわかった。心の照明がぐっと下がって、笑顔が消えてハートがぎゅーっとなる状態。

◆まずい!ここで涙したら恥ずかしい。「こにたんトーク」のネタにされる!!私の煩悩が、私の心を「無意識の世界」から「意識された表の自分」に引き戻してくれた。

◆私の所属するゴスペルサークル、「サニーサイドゴスペルクラブ三重」は、リーダー「こにたん」の絶妙なトークによる「笑い」を焼き鳥の串のようにして、鶏肉にあたる「前向きで勇気の出るゴスペル曲」を突き刺したようなスタイルが特徴。健康にいいとおっさん連中にも人気の集まりだ。

◆どういうメカニズムでそうなるのかわからないが、多くのゴスペル曲の中には、その人それぞれの、心の奥深くに潜む響点に作用するものがある。

◆光が当たって影が出来る。多くの人が、無意識の中に何かを抱えて生きている。

◆「He’s Able」のワンフレーズ。10人、100人、そして1000人の声が、「お前には出来る」。そんなメッセージとして私の響点に作用した気がする。

◆お互いを励ましながら前向きに生きようとするゴスペルシンギングという営み。すばらしい。

◆次に、歌が心に響いたら、煩悩に惑わされず、瞳から溢れ出る聖なる水を受け入れようと思う。

☆「He’s Able」、こんな歌です!!↓これは、私が聴いた音色とは少し違います。「オイゾーさん」のボーカルの周波数が私の心に響きました。

https://www.youtube.com/watch?v=KhxT6d5UYcU

◆今週で、ファーム*ジャグロンズ安濃津農園のほうれん草生産を終了します。今年は、ほぼ予定通りの実績を上げることが出来たことを関係者各位および取引先様にお礼申し上げます。

◆いよいよ「渡り」の時がやってまいりました。「渡り鳥農業」「ワンゲルファーミング」露地野菜生産の、農業経営スタイルで、最も環境の適した場所に移動して農業に取り組む農業を実践して、12年になります。

◆創業時の三重県と秋田県をリレーして1年中ほうれん草を作る試みは、秋田の夏が思ったより暑かったことから3年で挫折、その後、東北秋田での作物をエダマメ生産に切り替えてから、一気に面積を拡大して今年は13haと、未知の領域に挑戦します。出荷期間1ヶ月での勝負は、決して易しいものではありませんが、今年こそは、過去2年間の失敗経験を活かして、経営を上昇気流に乗せて行きたいと考えております。

★さて、今季の、ほうれん草生産で、最も印象深かったことがあります。少し紹介させてください。戌年の私は、「無駄吠え」の癖があり、このエネルギーを前向きに変えようと2年前に「サニーサイドゴスペルクラブ三重(以下、サニーGC三重と表記する)」という、ゴスペルサークルに入会させていただきました。しかし、私の仕事はあまり他に例のないようなところがあるため季節的にいなくなったりと、地元のメンバーの皆さんにはちょっと怪しい存在だったと思います。

★3月中旬に、私の農業経営者としての未熟さから、取引先様との需給バランスの調整上、ほうれん草を、余らせてしまいました。私は、スタッフのみんなで一生懸命作ったほうれん草を何とかしたいと必死に考えました。そこで、藁をも掴む思いでサニーGC三重のリーダーの小西さんにチャリティーの提案をさせて頂いたところ快く引き受けていただきました。

★本来、ゴスペルは、キリスト教の宗教的要素が強い歌です。サニーGC三重は、「愛」の宗教である、キリスト教の「愛」のエッセンスを、カンボジアの学校に行けない子供たちへの、チャリティーという形で実践し、宗教とは一定の距離を置くことで、より多くの皆さん(仏教徒、イスラム教徒その他、もろもろの信仰を持つ人もOK)と、ゴスペルの素晴らしさを共有するところに、最大の特徴があります。

★話はチャリティーの話へ戻ります。カンボジアには小学校にいけない子供たちがたくさんいるそうです。14400円あれば、子供一人が1年間学校に行けるとのこと。これを聞いて、私は、チャリティーの意義に目覚めました。もったいないほうれん草を、ゴスペル仲間の皆さんに特別価格で提供し、よろこんで頂き、売り上げをカンボジアの子供たちに寄付する。ほうれん草の量から言って5人は行けるはず。

★72000円の目標は、簡単ではありませんでした。「津市」から始まり、「四日市市」、「伊勢市」そして、「伊賀市」三重県のほぼ全域でチャリティーをさせていただき、それでも足らなくて、お隣の愛知県「名古屋市」まで、遠征させていただきました。その結果、皆さんのおかげで4.5人の子供たちを学校に行かせるだけの寄付金が集まりました。私も燃え尽きる寸前までいき満足していました。

★ここで奇跡が起こりました。この活動に共鳴してくれた、「伊賀」のメンバーの「うえさん」から、「目標までもう少しなので、もう一回伊賀でチャリティーやらないか?余ったら俺が全部購入するから」との申し出を頂いたのです。なんとも男気あふれる提案です。

★最後の伊賀の皆さんのご協力と「うえさん」の「おとな買い(箱買い)」の甲斐もあって、結果、72450円と目標達成することが出来ました。↓

https://ameblo.jp/sunnyside-konitan/entry-12451187373.html

★以上の経験を踏まえて、今回のイベントで私には2つの収穫がありました。一つは、多くのメンバーさんにジャグロンズの「タッカー」を知ってもらい、これまで以上に身近に接してもらえるようになったことです。所属クワイアの「伊勢」だけでなく、津、四日市、伊賀(「うえさん」には伊賀のメンバーになれとまで言われてます)まで、これまで以上に「I Love MIE」になりました。そうしてもう一つ、それは、仕事上の収穫です。まだまだ、多くの方に私のほうれん草を知っていただく余地があることを再認識できたのです。また、来年に向けて、どうしたら。「美味しさ」と「情報」を多くの皆さんに伝えることが出来るかを一生懸命考えて行きたいと思います。

★最後に、小西リーダーはじめ、サニーサイド関係各位の皆様、そして、今回のチャリティーに関心を持って見守ってくださった多くの方に心より感謝いたします。ありがとうございました。

●2018年12月30日の出来事だ。ゴスペル仲間の「ひでやん」さんのお誘いで、「ひでやん」さんご夫妻、それに「はみちゃん」さんとの4人で四日市「カラオケマラソン」(6時間)に参加させていただいた。カラオケ愛好家の「ひでやん」さんに教わりながら、ジョイサウンドシステムの通信システムでカラオケ全国1を目指した。

●そこで、見事全国ナンバーワンの地位を獲得した。写真をよく見てほしい。実は、ナンバーワンではなく。オンリーワンである。

●選曲は、「バディーホリー」の「ペギー・スー」。1958年の曲である。

●話がそれるが、バディーホリーとの出会いは、25年前。神奈川県藤沢市民だった頃。城達也さんがナビゲーターをつとめる深夜のラジオ番組「ジェットストリーム」だった。懐かしいような心地よい転がるようなサウンドが心に沁みた。

●そして、その後、藤沢市長後にある町のレコード屋さんで偶然バディーホリーのアルバムCDレコードを発見!即刻購入したのだった。

●バディーホリーは、バディーホリー&クリケッツ(コオロギ達)として、ビートルズ(カブトムシ達)やローリングストーンズにも多大なる影響を与えた悲劇のミュージシャン(飛行機事故で死亡、活動期間は2年間)。詳しくはこちらを参考あれ→http://www.albatro.jp/birdyard/music/buddy-holly/index.htm

●さて、もうひとつ、ナンバーワンになった曲がある。ハイロウズの「千年メダル」95点だ。これは、全国16人中1位。ランキング入りもできた。

●「ひでやん」さん、ありがとうございました。

※↓全国1位への道は選曲がポイント。この曲なら50点でも1位になれる。しかし、83点はまずまずの出来だ。

※↓シャッター押すのが早すぎた!!当日の自己最高得点2つ目の全国1位。

●こんばんわ、ジャグロンズの「タッカー」こと、藤原隆広です。本コラムで「私の健康法」3本目になります。今回は「プロフェッショナル」風のタッチでお楽しみください。

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●2年前に、体調に何ともいえない違和感を感じ、何かやらなければならないと感じた。その時に、やりたいと思ったことがひとつある。歌うことだ。

●歌うこととで最も身近なのが「カラオケ」だが、ほかに何か無いものかと考えた。秋田にいる弟から民謡を進められた。彼は元ロックミュージシャン。現在は仕事の傍ら、エレキギターから独学でマスターした三味線に持ち替え、福祉施設などで演芸を披露している。亡くなった祖父も民謡の愛好家。早速弟からお勧めの曲を1曲だけ教えてもらった。「秋田おはら節」。秋田県南部の大仙市大田町に古くから伝わる民謡である。民謡は、一人で農作業をこなすときや、長時間のトラクターの運転時などに歌うのにもってこいだった。一人で歌うなら民謡で十分だ。

●しかし、私は更なる歌の世界に飛び込むことになる。三重県在住ならではの「恩恵」を受けることになる。ゴスペルとの出会いだ。「サニーサイドゴスペルクラブ三重」という地域ではちょっと有名なゴスペルサークルがある。このサークルは宗教に関係なくだれでも自由に参加できるのが、うれしいところ。ゴスペルのリズムは私にとって決して簡単なものではなかった。しかし、歌を通じて、伊勢、津、伊賀、四日市と三重県の主要なエリアの仲間と交流をもてたことは、単に歌うことだけを越えた喜びを感じることが出来るということに気づくことになる。ゴスペルの練習会は、リーダーの笑いのセンスに導かれ、笑いが絶えない練習会だ。12月24日夕刻のクリスマスイベントでは、はじめて発表会に参加した。多くのメンバーに世話になりながら、練習の成果を発表会で活かすという醍醐味を味あうことになる。「皆さんありがとうございました。」タッカーは心の中でつぶやいた。

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☆↓会場の「伊賀ふるさと会館」でのクリスマスイルミネーション。