◆ファーム*ジャグロンズエダマメ圃場の1つに吉ヶ沢圃場というのがある。その一角は昨年の大雨で一部土砂崩れが発生した場所だ。そして、唯一毎年ナメクジの被害が見られる畑でもある。赤色土の山土で大きな石も混ざっている。水分の状況と耕起の方法を誤ると十分な砕土率を得られないので注意が必要だ。

◆ここも過去に「やっちゃえジャグロンズ」ということで、畦を壊し上段の畑3枚を一枚にした。そして、今回、隣接する畑を譲り受けたため、下段の畑2枚を一枚にした。

◆昨年までは、南北に作っていた畝。今年は思い切って東西に作ってみた。畝たて成型マルチャーが、横斜面に弱いことから、斜面に対して並行ではなく垂直に向かっていく形で作業をしようと考えた方である。予想は的中。ほとんどエラーもなく効率よく畝立てマルチをすることができた。

◆朝飯前の2オペで、30aの畝たてマルチ終了!!いい写真も撮れたのでごらんあれ。

☆↑右手奥の方向の一段低いところに合計15aほどの畑がある。ちょうど写真右上の辺りが、昨年土砂崩れがあった現場だ。

☆↑無事終了。ナメクジは右側の土手かややって来る。今回は土手側に大きく枕地を取ったので「ナメキール」(ナメクジ駆除の農薬)を使わなくて良いかもしれない。

◆エダマメ生産のファーム*ジャグロンズ兎農園のセキダ圃場は難あり癖ありのオンパレードだ。そのためこれまで、主要作物である水稲の栽培が行われてこなかった圃場でもある。一枚目は、20aで一辺が100mに及ぶ広大な圃場であるが、下から水がしみ出てきてしまう訳あり圃場だ。そして、畑のこっちとあっちで全く土壌水分が違う不均一環境圃場でもある。

◆そのほかの2枚の畑も大きな石のオンパレードだ。大きくて丸い石がなんぼでも出てくる。ショックで作業用トラクターの寿命も縮んでしまうほど。なかなか手ごわい。

◆このブロックも、隣の田んぼの水が入る前に、計55aの耕運から植え付けまですべての作業を2日間で終了させた。

☆↑この枕地の広さがジャグロンズ流。「農作業の時短」を強く意識した結果のスタイルである。この圃場は長さ100m級、端から端まで20秒で駆け抜けるのは難しい。

☆↑この圃場は一見何事もなさそうであるが・・・・・・・・↓この通り漬物石級がごろごろ。難あり癖ありのオンパレードだ。

◆山桜がきれいに咲いた4月26日。兎農園ではエダマメの初植えが無事行われた。

◆植え付け開始14時、正味の作業時間は2時間半、移植機2台、オペレーター3名(うち1オペ一台、2オペ2台)

◆植え付けトレイ数69枚。苗は少し小さめだが、根鉢の形成は必要十分だ。

◆1ヶ月という限られた期間にエダマメの出荷量前年比30%UPの40t越えを実現するためには、育苗ハウスの最大育苗トレイ収容量が成功の鍵となる。

◆今季は最大1500枚程度の収容量が求められる。しかし、兎農園では現実のところ、1000枚程度の収容力しかない。

◆私たちは、作業時間を含めたコストを最小限に抑えて、最もコストパフォーマンスの高い育苗施設を準備しなければならない必要に迫られた。

◆そこで、生まれたのが、この「三角育苗ハウス」、営繕スタッフの佐々木氏の発案を具現化し、藤原がブラッシュアップして完成した。今日1日で、160枚分の苗を収容できるハウスのめどをつけた。

◆明日からは、一度「安濃津農園」に帰って一週間で今後の大筋をつけ、今月末からは「兎農園」での活動に本格的に取り組むことになる。

◆秋田県美郷町のファーム*ジャグロンズ「兎農園」。雪が消えいよいよ2018年「兎農園」夏の陣の始まりだ。

◆「美郷のうさぎ」「月兎豆」の栽培技術的特長である「セル成型苗育苗」。これは益荒男ほうれん草と同じジャグロンズの基幹技術だ。

◆4月現在、ファーム*ジャグロンズは、三重県にある「安濃津農園」でのホウレンソウ生産と、秋田県にある「兎農園」でのエダマメ生産が重なっている「二刀流」状態。10日後には、軸足をエダマメ生産に移行したスタッフの配置で夏のビジネスに備える。

◆写真には社外秘のノウハウも移っています。ジャグロンズでは、エダマメのセル成型苗育苗技術に関する農業技術コンサルタントも行っています。ちょっとだけ関心のある方には向きませんが、ビジネスとして初期投資を惜しまない方向けのサービスです。

◆2018年5月~8月の期間、枝豆の生産・出荷作業に取り組んでいただけるパート・アルバイトを募集します。

◆7月中旬から8月20日までの収穫忙繁期には学生アルバイト用の寮も準備しています。

◆現在、独自の移植栽培技術の活用によるえだまめ生産の最先端を走っているファーム*ジャグロンズ兎農園で有意義なアルバイト体験をして見ませんか。

◆興味のある方、代表電話059-268-2039藤原までご一報ください。

☆ナンバーは三重でもここは秋田県美郷町冬の「兎農園」(↓)

◆本日も秋田県美郷町は降りました。真っ白な雪。

◆しかし、何事もなく世の中は動いてる。

◆先日の寒波では雪に親しみがない地域では、学校が休みになるなど、世の中が当たり前のように動くのには大変な障害となった。

◆日本でも有数の豪雪地帯のひとつ、ここ秋田県美郷町六郷東根地区。

◆雪に親しみながら当たり前の暮らしをできるもっとも安全な地域のひとつである。

◆遊びに来るなら絶対のお勧めだ。暖かい温泉と、綿のような温かみを感じる雪(実際は冷たい)。

◆三日間限定の観光なら絶対楽しいはず。しかし、長期滞在して楽しむには、雪かきなど特別な技能を身につける必要がある。

◆雪国育ちではない人には、一生に一度ぜひ、この豪雪地帯を堪能していただきたい。たのしいよ~。

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⦿一晩で、約40センチの降雪を記録した11月20日の「兎農園」美しい冬の景色をご覧あれ!

 

 

⦿ファーム*ジャグロンズ兎農園(秋田県美郷町)で、数年間フラッグシップトラクターとして活躍してきたマッセイ・ファーガソンMF4235(75hp)。

⦿この度、リフレッシュ整備を受けて来年春の農繁期に備えることになった。

⦿2017年11月18日夕方、積載車にのって、山形県東根市にあるディーラー整備工場(トラクタードック)にむかった。

⦿ファーム*ジャグロンズ兎農園「2018年夏の陣」に向けて導入したMF135(45.5hp)。

⦿パーキンスAD3.152エンジン(2500cc3気筒ディーゼルエンジン)を搭載した1976年製(イングランド コベントリー工場製)の機体である。

⦿もともとは山形県置賜地方で使われていたようだ。

⦿コバシの1.8mロータリーを装着して、来年の春まで格納庫で一休み。