◆美郷町六郷地区の「ビバリーヒルズ」近くの圃場、それが安楽寺圃場。

◆5月24日~25日にかけて無事エダマメの植え付けが終了した。

◆去年は、雑木に覆われた圃場の開拓の年であったこの圃場。農地として復活させるも、えだまめの季節を過ぎてしまったので、やったことのない作型でキャベツを植えることになった。そして挑戦の結果、やらかしてしまった!!(防除のタイミングを逸してしまった)http://jagrons.com/2020/10/21/3692/

◆今年は雨の多いシーズンだが、何とか雨の合間をぬってエダマメの植え付けが終了した。おいしいエダマメがたくさん採れますよ~に。

 

 

 

 

★ファーム*ジャグロンズ兎農園2020夏の陣を振り返る★

◆「シッパイマン」の今年の最大の失敗は、4月下旬の長雨による植え付け作業の出だしの遅れから来る、収穫時期中盤以降の出荷面積の急激な増加に出荷調整管理が追いつかなかったこと。これに尽きる。
◆「シッパイマン」の今年の収穫は、これまでの「レガシー」であった、2条植え、3条植え栽培体系を脱却し、「枝豆6条植え栽培」に成功したことだ。これにより、松元式収穫機ヴァリアントの作業効率が大幅にUP。1時間の作業効率をミツワ式を用いていた従来の生産体系の10倍(昨年比では2倍)に飛躍させることができた。
◆ここ数年の枝豆の出荷期間は35日程度、そして今年明らかになった、現状での出荷能力は、Max1.5トン。冷静に考えても40〜50トンの出荷が可能なはず、しかし、今年はそれができなかった。
◆「シッパイマン」は、すぐにシッパイの原因がわかってしまう。だから次も挑戦する。しかし、道なき道にはシッパイの罠がいっぱい仕掛けられている。シッパイのトンネルに入って久しいここ数年。そろそろ再ブレークのチャンスが来てもいい頃だ。
◆「来年こそは!」という気持ちで、現在、健康管理に気をつけて日々の営みを淡々とこなしている。

2020年9月28日 ジャグロンズのシッパイマンこと、藤原隆広

●秋田県美郷町にあるファーム*ジャグロンズ「兎農園」で、長きに渡り積み重ねてきた枝豆づくりのテクニック。●コロナ渦中の2020年春、敢えて、三重県津市にあるファーム*ジャグロンズ「安濃津農園」での枝豆生産に着手しました。●新商品の開発コードネームは「ポッポ豆」●そして、いよいよ明日、7月1日、全量収穫の日となりました。●実は5日ほど前、ポッポ豆1.0を10名程度の友人知人に購入いただき喜んでいただきましたが、まだまだ反省する点も多くありました。●前回の反省を踏まえて、ポッポ豆2.0(無選別からふるい選別有りにバージョンアップ)の出荷を2日間の限定で行います。明日は、すでにお問合わせを頂いている名古屋、秋田のお客様にお届けすることになっております。●そして、7月2日は三重県内限定で密売会を行いたいと考えております。●1袋500円、販売場所は、津市、伊賀市、伊勢市、四日市市の4箇所、パスワードは「練習会場」、販売対象者はジャグロンズの「タッカー」の野菜を食べたことがある方(でなくても構いません)。●予約制です、手段は選ばず、あの手この手で、お問い合わせください。予約の締切は7月1日。●大変申し訳ございませんが、今回は、数量限定の試行販売なので、今回ご縁がなかった場合でも、7月下旬にジャグロンズからリリースされる秋田県産枝豆「月兎豆2020」を是非ともお試し頂きたくお願い申し上げます。

◆ジャグロンズ2020夏の陣、5月2日は、5月1日に引き続き、耕作放棄地の畑地復活作業2日目を敢行。場所は秋田県仙北郡美郷町六郷地区。

◆今回、収録ほやほやの映像を完全ノーカット版で一挙公開!!

合計64分のオムニバス作品を御覧あれ!!

◆最後は、とんだハプニング。皆さん一緒に空を見上げましょう。

 

◆秋田県美郷町にあるファーム*ジャグロンズ「兎農園」の農地の一角に育苗ハウス3号棟を作った。創業当時は何度も自分で建てたビニルハウス。

◆今回の大きさの農業用のビニルハウスは、材料費と建設工賃合わせて、30~40万円が相場だが、建設人件費が半分ほどなのと、部材組み立てキットは、実用上不要なものも多く含まれることから、今回は部材の選定と建設作業を自前で行い、3分の1程度のコストで完成させた。

自分でビニルハウスを立てることが出来るということは農業経営上の大きなアドバンテージになる。段取りよく、熟練したチーム3名いれば、6時間程度で完成させることが出来ると見積もったが、今回はブランクが長かったこともあって、私の経験値の低下もあり、その結果、1日/3人ほどかかってしまった。

◆この育苗ハウス、あくまでも、すぐに解体できることを意識して作っている。だから、土へのパイプの差込深さも30センチ。突風や台風にはむちゃくちゃ弱い構造だ。三重県では春一番ですぐにノックアウトになる構造。まさに、ビニルパイプ界の「アネハ構造」。だがしかし、このハウスのコンセプトは、キャンプのテントに近いものだ。私たちは、4月下旬から5月いっぱいで苗作りのミッションを終了した後は、ビニルを剥ぎ取る、そうすれば難なく夏から秋の台風による被害をかわすことが出来るのだ。

※↑アーチパイプの幅は、西日本仕様の50センチ(メートル規格)を採用。(地元の規格は45cmの尺規格)。パイプ直径は22mmに統一。

※↑苗置き台は2mの規格品の木材に、直径19mmパイプ3.6m規格品56本で、ぴったり収まる。ここは、水害の心配がないので、作業性重視で、モルタルレンガを50個使用して1.5m間隔で配置。ここからは良く見えないが、1本おきに、木材にコーススレットビスを逆ハの字に打ち込むことで、フック機能をもたせ、パイプが転がらないようにするのが、ジャグロンズ流のオリジナル仕様だ。去年の簡易パイプよりも格段に進歩した。去年のハウスはこちらを参照ください。→http://jagrons.com/2018/04/13/1049/

※↑15m×5.4mの3号育苗ハウス。収容可能苗はトレイ数で336枚。約4万3千本のエダマメの苗を収容することが出来る。ジャグロンズの技術は日々進歩している。