◆ファーム*ジャグロンズ 安濃津農園から南西の方角に見える長谷山の風景↓

◆さらに右の方角、西の方角にそびえ立つ経が峰(標高819m)にはうっすらと雪が見える。↓

◆さらにさらに右の方向、北西の方向に見えるは鈴鹿山脈。真っ白な雪化粧だ。↓

●西高東低の気圧配置で、ここ三重県津市安濃町では雨が降らない日が続いている。

●この時期にしか出来ない作業がある、穴掘り工作作業である。

●今回の作戦のコードネームは「砂漠の狐」。

●「砂漠の狐」作戦の狙いはズバリ!!年内にイモ類の貯蔵庫を作ることだ。

●大きい穴は実は過去にも一度掘っている。そのときは手掘りだった。あの時は、サツマイモの貯蔵で4月まで芋を腐らせずに貯蔵することに成功したものの、設計の未熟さがたたって、梅雨時期から台風時期にかけて、穴に大量の水が流入し、地底湖と化してしまった。

●今回の穴は、優に前回の2.5倍はある。いい加減に出来上がってきている。この続きはまた改めて報告する。

●2年前から、ご縁がある豊橋の渥美フーズさん。今回は、バイヤーの岡村さんに農場見学に来ていただいた。

●「とびっきりこだわった野菜を、お客様に届けたい。」そんな気持ちでこだわり野菜を探しているという。

●今回のメインイベントは、ミニラオほうれん草の生齧り。そして、皮をむかずに食べられるシルクのような滑らかさのサトイモ「サカエ1950」の試食だ(実際は蒸してから手で皮をむいて食べる)。

●これまでに納品実績のある「益荒男ほうれん草」と「月兎豆」のほか、「サカエ1950」にも興味を持っていただいた。

●最後のお約束イベントは、クラシックトラクターに乗っての記念撮影。今回はDB880とMF185のエンジンのサウンドを聞きながらの記念撮影。誰もが童心にかえりついつい笑顔をもらしてしまう魔法の乗り物だ。(2017年12月6日)

●菰野ふるさと農機から入手したクラシックIHIユンボ。

●数箇所の油圧パッキンの補修。アースが不良で24V仕様になっていたものを、アースを取り直してデフォルトの12V仕様に復元。

●独自にグロー配線を作成。マフラーも修理済み。

●本機の特徴は、鉄キャタ仕様、エンジンはシバウラ製2気筒ディーゼルエンジン搭載。だるま型のシバウラトラクターと同じエンジンだ。足が少し遅いが良い動きをしてくれている。

●藤牧さん。絶好調で活躍してますよ!後は塗装してぴかぴかにするだけです。

●訳あって、畑の真ん中に大きな穴を掘っちゃいました。

●深さ1.5mの予定が、オペレーターの佐々木氏が、張り切りすぎてこの通り。

●身長約165センチの私もすっぽり。2m近くの穴になってしまいました。

●現在出荷の中心になっているのが、小さな益荒男ほうれん草、通称「ミニラオ」タイプ。形は、山菜の「たらの芽」に似ている。現在の糖度は13~14度(Brix%)。小さいながら、野菜の未知なる力を秘めている益荒男ほうれん草の仲間だ。

●通称「コールデンイエロー」タイプや「ブラック」タイプのようなストレート系の益荒男ほうれん草の中でも、丈が小さく、ずんぐりとしたものの総称が「ミニラオほうれん草」。今回のミニラオは軸が真っ赤で寒さの中で育った感をアピールしている。

●しゃぶしゃぶはもちろんのこと、ころもにつけててんぷらでもいけるユニークな益荒男ほうれん草でもある。短いが、脇から出ているわき目には、抗酸化活性のあるアスコルビン酸(ビタミンC)などが豊富に含まれていると考えられる。年内で、ミニラオは終了の予定。この機会に皆さんもぜひミニラオほうれん草をお試しあれ。

2017年12月2日

きれいな風景である。

●これはオペレーターの視点から見た、畝たての風景。

●機体はヤンマーUS36D。シンプルで頑強な設計とカラカラとしたヤンマー独特のエンジンサウンドが特徴のトラクターだ。

●今回のオペレーターは藤原(兼、撮影)。鍬持ちサポートは佐々木。

●「益荒男ほうれん草」とサトイモ「サカエ1950」を使ったメニューが12月から津市神納町にある「ラ・マァーム」で開始されました。ジャグロンズフリークの皆さん。ぜひおふくろの味をご堪能あれ。

☆「益荒男ほうれん草」とえび芋系里芋「サカエ1950」を前に、笑顔のラ・マァームのママ山本幸子さん。

●先週末は、九州大分の株式会社安心院オーガニックファームの村岡徹社長に三重まで足を運んでいただいた。

●ファーム*ジャグロンズへは、秋田県美郷町の「兎農園」に次ぎ、今回の三重県「安濃津農園」で2回目の来園となる。

●村岡さんとのお付き合いは長く、有限会社むらおかの営業本部長時代に東京でお会いして以来である。

●農業に限らず、ものづくりの現場では、よい物を作れば必ず誰かが認めてくれるとの考えから「営業」という二文字を軽視する考えに出会うことがある。過去の私もそんな考えの持ち主の一人であった。

●だがこれは、とんでもない間違いで、甘えが潜んでいる。世の中そんなにやさしいものではない。良いものということだけでは容赦なく消えてゆくことは間違いない。

●現在のほとんどのトラクターメーカーが採用している自動水平機構を日本で始めて開発したトラクターメーカーのヒノモトも今はなくなってしまった。私が25年前から愛用していた高性能でお気に入りのアロン農業用ジョロも販売不振により数年前に生産が中止されてしまった。

●村岡さんのような販売のビジョンをしっかり持った方と交流を深めることは、ジャグロンズのビジネス体質を強化するうえで私自身大きなプラスになる。

●私たち、ものづくりに直接取り組んでいる立場からすると営業や販売は、単に仕入れて売るだけの「営業」とは、少しスタンスが異なる。現場の情報を伝える「伝道師」としての役割が一番で。次に消費ニーズの収集と、商品利用方法の提案など、他社に出来ないことがいくつかある。

●経営者として、現状からさらに進んだ理想の「販売営業システム」を2年以内に構築することが私の目下の目標。畑で身体を動かしながらも日々考える毎日である。

★安心院オーガニックファーム情報はこちら↓

https://www.nca.or.jp/hojinsien/report/2017/06.php

●今回の福岡・大分からのお客様への、三重県でのおもてなしは、伊勢神宮(外宮内宮)、亀山「亀八食堂」のホルモン焼肉?そして津駅東口の「大観亭支店本店」のおばけ丼で決めた。

★これがうわさのおばけ丼↓。1杯7500円也。このボリュームとぱりぱり感のある甘くち系の美味しさ、決して高くはない。

★亀八食堂ではお約束のこそスタイル↓(ここもリーズナブルで野菜もたくさん摂れて話題性抜群!!)