◆すばらしいトラクターがやってきた。土地提供者(地主さん)の加藤さんから譲り受けた「クボタZL2201G」。中古農機屋さんの海外向けサイト(http://www.ksenterprise.co.jp/)によると、最終生産年が1985年なので、30年以上前の代物ということになる。

◆野村家・加藤家共同購入車輌として活躍したこのトラクターは、ワンオーナーで1590時間ほど稼動している。当時として22馬力は大きい車輌の部類に入る。

◆早速、磨り減った爪を外し、ホームセンターで購入した赤爪を装着。テスト運行を試みた。

◆ジャグロンズの大型車輌ではどうしても入りきらない小さな圃場も管理するのにこのコンパクトさと、22馬力という十分な馬力はまさにかゆいところに手が届く感じの活躍が期待される。エンジンのサウンドもなかなかよろしいではないか!!

◆加藤さん、野村さん大切に使わせていただきます。

 

◆日曜日の午前中、近くの川の支流を散策した、金曜日に川で釣りをしている人に「釣れますか?」と声をかけたことがきっかけで自分でもどうしても釣りをしてみたくなったからだ。

◆最近、地域の人口減少と熊頭数の増加により、熊と人との暗黙の了解の境界線が変化してきている。ここは確実に熊エリア(アウェー)だ。今回は熊に出くわさなかったがそのうち一度は出会うかもしれない。

◆ほとんど人気がない沢筋をたどると、小ぶりのイワナをゲット。その後、場所を移して見えない川に糸をたらすと30センチ近いイワナとブラウントラウト、それに小ぶりのヤマメとを釣り上げた。

◆今回の、大物釣りは、ちょっと変わっている。魚がつれる川がどうなっているのか私には見えないのだから、ということは、魚にも私の姿は全く見えない。

◆4.5mの竿に2.5mほどの1号ライン、その先にマス用の針7号を直接結び、がん玉を1粒つけただけ。津のヨットハーバーで出会った釣り仙人から教えていただいたチヌ釣り用のシンプル仕掛けだ。(だだし、この仕掛けでまだチヌを釣ったことはない。ガシラ専門である)

★↑初めてつったイワナ。

★↑2匹目は、ブラウントラウト。写真では小さく感じるが30センチ近い大物である。

★↑そして、3匹目はその姿が美しいヤマメ!!

★↑4匹目のイワナも30センチ近くの大物だった。

★↑塩焼き前のブラウントラウトとイワナ。どちらも大変美味しくいただきました。2時間ほどで釣果は5匹。自然の恩恵を改めて感じることができた1日でした。

◆美郷町六郷東根字四天地にある圃場は故・佐々木良一氏が、手塩にかけて整備した圃場だ。佐々木氏は、稲作全盛期に、この地で圃場の整備、規模拡大に情熱を傾けた。

◆しかし、次世代に、事業継承をする前に突然の病魔が襲い、逝去。その後の米価の低迷により、息子の隆之氏が、農業の廃業を決断。ジャグロンズの土地として、新しい道を歩むことになる。

◆現在、佐々木隆之氏はジャグロンズのメンバーとして主に得意分野のメカニック部門とインフラ整備等の分野で活躍中だ。

◆私は、幼少時代この地で自然と戯れて育った。今思えばここは自然の宝庫だ。トンボの数、鳥の種類、生物の多様性といった点ではこの地に勝るものはないと思うくらいである。

◆私は決めた。この地をジャグロンズの農業公園にすることを。といっても、滋賀県にある「ブルーメの丘」のような大それたものではない。そうしたものと比較するとミニ農業公園、いや、マイクロ農業公園とでもいうか。人工的に手を加えない形の農業公園だ。

◆完成までには、数年かかるだろうが、きっと自然に他所から人が集まってくるようなそんな魅力的な場所にしたいのだ。

◆今後のジャグロンズの動向を見守っていただけたら幸いだ。