★どうしても、人生に悔いを残したくない。そんな気持ちで今年はキャベツづくりを始めてしまった。季節限定のキャベツづくり。それも秋田県で。

★私のプロとしての野菜作りは、平成6年の秋に遡る。野菜・茶業試験場生理生態部作型開発研究室に新人研究員として配属になって初めて取り組んだ研究対象野菜が「キャベツ」。そして約7年間であったが、キャベツづくりに関してはだいぶマニアックに取り組んできた。

★現在、私が経営する秋田の農業法人の作付面積は15haほどある。私が目標とするエダマメの経営栽培面積は20haであるが、2年後は23haほどになってしまう。時代の趨勢に従い、余剰面積を私の得意な野菜の栽培でカバーしようと考えた結果、いよいよキャベツ栽培の開始!!と来たのである。

★今回のキャベツは、自分で販路の開拓は行わない。出荷先は、お隣のJAふるさと農協さん。加工用キャベツというジャンルに取り組む。今年は30aほどの面積からスタートする。

★現在、私の農園圃場は大きく千畑エリア、六郷エリア、仙南エリア、大曲エリアの4つあり、圃場数は104か所ある。千畑、六郷(農場本部の所在地)、大曲の各エリア(10ha)はJA秋田おばこ農協の管内に属している。そして仙南エリア(5ha)は、JA秋田ふるさと農協の管内だ。

★仙南エリアで知り合ったトマト部会の部会長さんからの紹介で、秋田ふるさと農協の野菜担当の傅野さんという方にお会いし、そのパッションに私と通づるものを感じ、早速、私の農業法人を秋田ふるさと農協に組合員として参加させることを決定した。

★7月10日は午後の半日で、約12000本の苗の定植を完了。乗用型の移植機は平成8年式の旧式だが、半日かけて不具合を調整した結果。素晴らしい働きを見せてくれた。この地域ではほとんど見かけない珍しいものが動いているので、近くの人が集まってきて、さながら機械の展示会のような感じになる一場面もあった。

★キャベツなら、面積を増やすのはエダマメよりもたやすいので、5haくらいはすぐにでも作れる。あとは、販売面でJAの底力を発揮してもらえるように祈るのみだ。

★今回栽培するのは、地域の標準品種の「あさしお」、それに東海地方ではスタンダードですが、北東北地方ではほとんど栽培されていないと思われる「YRしぶき2号」&「松波」です。大阪や広島のお好み焼き屋さんに喜んでいただけるような、チョー、ハードボイルドなキャベツが出来上がることでしょう。

★↑↘見てください!このフォルム!完璧の出来栄えです!教科書に載る程の見事な3.5葉苗!T/R比が小さく、植え傷みし難い硬い苗に仕上げました。

●秋田県美郷町にあるファーム*ジャグロンズ「兎農園」で、長きに渡り積み重ねてきた枝豆づくりのテクニック。●コロナ渦中の2020年春、敢えて、三重県津市にあるファーム*ジャグロンズ「安濃津農園」での枝豆生産に着手しました。●新商品の開発コードネームは「ポッポ豆」●そして、いよいよ明日、7月1日、全量収穫の日となりました。●実は5日ほど前、ポッポ豆1.0を10名程度の友人知人に購入いただき喜んでいただきましたが、まだまだ反省する点も多くありました。●前回の反省を踏まえて、ポッポ豆2.0(無選別からふるい選別有りにバージョンアップ)の出荷を2日間の限定で行います。明日は、すでにお問合わせを頂いている名古屋、秋田のお客様にお届けすることになっております。●そして、7月2日は三重県内限定で密売会を行いたいと考えております。●1袋500円、販売場所は、津市、伊賀市、伊勢市、四日市市の4箇所、パスワードは「練習会場」、販売対象者はジャグロンズの「タッカー」の野菜を食べたことがある方(でなくても構いません)。●予約制です、手段は選ばず、あの手この手で、お問い合わせください。予約の締切は7月1日。●大変申し訳ございませんが、今回は、数量限定の試行販売なので、今回ご縁がなかった場合でも、7月下旬にジャグロンズからリリースされる秋田県産枝豆「月兎豆2020」を是非ともお試し頂きたくお願い申し上げます。