◆ニュース!! ジャグロンズの「益荒男ほうれん草」オイシックスという大きな船に乗り海を渡る!!
◆こんにちは、ジャグロンズの藤原隆広です。今回は、嬉しいことがあったのでご紹介させていただきます。
◆実は数年前、オイシックス(Oisix)の商品ラインナップとして私達ジャグロンズの「益荒男ほうれん草」を香港の皆さんに紹介して頂きました。
◆つい先日までも「益荒男ほうれん草」は、香港に輸出されていました。
◆偶然見つけた記事(2020年10月30日の記事)を紹介させていただきます。
★以下、サイト記事より引用

[Charmaine Leeさん:あと、Oisixが香港で人気になった理由のひとつは、新鮮な野菜です。香港の人たちは、
野菜の素材そのものが美味しいという感覚はあまり持っておらず、野菜とは調理によって味付けをして食べる
ものだと思っている人が多いんです。でも、Oisixの野菜と出会って、素材そのものの美味しさをはじめて知っ
たという声を沢山いただいています。私自身も、その一人です。日本のOisixでも人気の『益荒男ほうれん草』
を初めて食べた時、味付けせずに食べても甘いことに衝撃を受けました。]

◆嬉しいじゃないですか〜〜〜!! 香港スタッフ初の現地リーダーのリー(Lee)さんに、名指しで「益荒男ほうれん草」を気に入っていただくとは!!
◆調子に乗りやすい私は、俄然やる気が出てきました。益荒男ほうれん草ファンの皆様、ちょっとだけ待っててくださいね。2021年2月の採れたてピチピチのワクワク情報を農場から発信しますから!!

★引用記事の詳細は、こちらをご覧ください。👇

Oisix香港、創業以来の大ブレイク中!食習慣もEC文化も全く違う香港でのOisixの挑戦

https://recruit.oisixradaichi.co.jp/2020/10/30/661/

◆なんと、あっという間に10日が過ぎてしまいました。先日3月4日、我が、ファームジャグロンズ益荒男農園に、ほうれん草の主要取引先である、オイシックス・ラ・大地株式会社のオイシックス部門バイヤーの山下さんと山岸さんのお二人をお迎えしました。
◆オイシックス社は、ジャグロンズのナショナルブランド商品である「益荒男ほうれんそう」の取り扱い先として最も古いバイヤーさんの一つです。今回の担当バイヤーさんで、少なくても5人目か6人目の担当者になるということからも取引の歴史の深さが感じられます。
◆今回は、バイヤーに新任されたお二人に実際に三重県津市の生産設備や圃場状態を見ていただき、残り一ヶ月の春のほうれん草と、来季のほうれん草の取引について打ち合わせができました。
◆オイシックス社の素晴らしいところは、情報をお客様に伝えて浸透させる力がずば抜けて優れていることだと思います。私達も、ささやかですが、情報発信を怠らず、ものづくりに取り組んでゆきたいと思います。オイシックスのスタッフの皆さん、これからもよろしくお願いします。
◆3月中旬からは、ジャグロンズのほうれん草はオイシックス社のプライベートブランド「春旨ほうれん草」として、ちょっとだけお得な価格になって、好評発売中です。
◆リアルなスーパーさんに納品する量を遥かに超える発注をいただきましたが、一週間分の販売量が、わずか4日目ですでに売り切れとのご連絡。嬉しい悲鳴を上げています。来年に向けて、年間の事業計画を修正立て直してご要望にお応えさせていただきます。

★人事異動で新しく担当者になられた、オイシックス部門バイヤーの山下さん(女優並みの美しさ)と、上司の山岸さん(経験に裏打ちされたサンドの伊達さんばりの安定感が感じられました。)。

◆3月4日に東京品川で行われたオイシックス・ラ・大地株式会社主催の「N-1サミット」という会合に参加した。そこで偶然出会ったのは、三重県明和町で有機農業を実践している「ななほし会」代表の野呂元士さんだ。野呂さんは、らでぃっしゅぼうやと取引がある生産者。今年は、通販マーケットの「大地を守る会」「らでぃっしゅぼーや」「オイシッックス」の3ブランドが経営統合して初めての「N-1サミット」だ。全国に有機農業をはじめとするこだわりの農業を実践する日本国内の生産者約4000人の中から多くの生産者が東京品川に集まった。

◆さて、私がこの会議への参加でもっとも楽しみにしていたのが、最後の高島社長の挨拶だ、外部ではなかなか聞けないお話を判り易く明快に語ってくれる。私も経営者としての経験を増すにつれて、高島社長のやっていることの意義を理解できるようになってきた。高島社長とは親しい立場にはないので詳しいことはわからないが、私に足りない管理能力のようなものが極めて高く、淡々と経営者のなすべきことを実践されているのが魅力的だ。

◆高島社長曰く、有機農業運動の中から生まれ40年の歴史を持つ「大地を守る会」、市民運動の中から生まれ30年の歴史を持つ「らでぃっしゅぼーや」、そしてIT情報化社会の申し子として生まれ20年の歴史を積み重ねた「オイシックス」。この3つの会社の思いが、さらに大きく世の中に浸透する時代に突入している。今回の3ブランドの経営統合は、より効率的・効果的にに時代のニーズに応えて行くためのものになる。

◆私が立ち上げた、ジャパン・アグロノミスツ株式会社(通称名称:Jagrons ジャグロンズ)は、私の研究者時代の蓄積を活用すべく独自の生産技術で美味しくて安全な野菜を情報と共に提供することでわくわく感を届け、消費者の皆さんにハッピーになってもらえる野菜づくりに取り組んできた。ここで重要になることは、「良い物を作ること」と「それを伝えること」、この2つだ。前者についてはこの10年間で実現できているが、後者については、まだまだ程遠い段階だ。現在、ものづくりを辞めずに続けて来れれているのも「オイシックス」社との出会いによるところが大きい。オイシックス社が私たちの「益荒男ほうれん草」の情報をより多くの皆さんに発信してくれたことで現在がある。

◆「オイシックス社」の大きな発明は、IT情報技術の活用により「生産者の情報を伝えること」と「消費者の思いを生産者にフィードバックされること」。前者は、従来の紙媒体の通販システムでも行われてきた。しかし後者はこれまで十分に行うことができなかったことだ。

◆具体的には、「お客様の声」。「益荒男ほうれん草」へのお客様からの感想はこれまでに79件(3月7日現在)、今シーズン(2019年12月以降)に入ってからは12月8件、1月4件、2月17件、3月7日現在2件、今シーズンは、31件ものお客様の感想が寄せられている(情報元、オイシックスサイト)。その中で私が有難いと感じたのが次の2つのコメント。

☆☆☆☆☆(ピナママ様)

「感謝 生産者の方に感謝をしたくて投稿します。一歳7ヶ月になる娘は偏食が激しく緑のものは一切食べてくれなくなり途方に暮れておりました。 そんな時に藁をもすがる気持ちで購入したこちらのほうれん草は、娘がおかわりをする程気に入っており、茹でるだけの味付けなしで一握り分をペロリと食べました! 欠品を起こさずに生産してくださることに感謝です。これからも購入します。長く生産していただきたいです。」(オイシックスサイト、2019年2月22日より引用)

☆☆でかすぎよ(けい様)

「40センチ近くあるほど背が高いのが4株。 すじが固くて、甘さもいまいち。。。 小さいのがいっぱい来たときの方が抜群に美味しかったからがっかりしたー…… ほうれん草の根元のところが好きなので、小さいのがいっぱいだと根元の数が多いから嬉しいんだけどなぁ。 次回に期待!」 (オイシックスサイト、2019年1月6日より引用)

◆「オイシックス」で流通する野菜は、「お客様に評価されるか否か」、これが最も重要な要素。商社に買ってもらって売ってもらうシステムではない。お客様からの注文がなければそのシーズンの出荷量は激減する。一方、評価が高ければ、世の中のほうれん草価格の「相場」なんて全く関係なく順調な出荷量を確保できる。

◆IT技術を使ってタイムリーに生産者と消費者とをつなぐ。これが、オイシックス社の大きな発明だ。しかし、この土俵で一生産者が勝負するには、個性や主張のある商品が不可欠だ。ポリシーもスペックもない商品では、経営的に非常に厳しい結果をもたらす可能性のある土俵。いわば弱肉強食の世界でもあるのだ。

◆オイシックス社のシステムはそんな「諸刃の剣」の要素も備えていることを覚悟しなければならない。しかし、「オイシックスブランド」の生産者の立場で農業生産に取り組むということは、情報化社会の中で、「お客様の声」を羅針盤に新しい農業のあり方の最先端を実践している。そんな自負が私たちにはある。よりマニアックな情報を、当社サイトからも随時発信しながら、どんな時代になって行くのか分からないこの先も、ぶれずに、「日本のものづくり」を実践して行きたい。

●2018年12月17日、東京のオイシックス・ラ・大地株式会社から3名の取材班をお迎えした。今回のお客様のミッションはディレクターとしての小関さん、カメラマンの山岡さん、ライターの米本さんである。

●3名のレディに取り囲まれる状態で、朝日が美しい早朝の7時から8時間びっしりのの取材を受けた。私のテンションも上がらずにはいられない。

●「益荒男ほうれん草」の生産現場の情報を日頃ご利用いただいている生活者の皆さんに伝えていただく良いチャンス。内容の濃い取材対応ができたと思っている。

●「益荒男ほうれん草」の購入者は働く女性が多いとのこと。お客様目線から女性の取材班に取材を受けることはかなり理にかなっていると思う。

●1ヵ月後には印刷物として取材の内容がまとまるとのこと。楽しみにお待ちしております。みなさんお疲れ様でした。

☆↓左から、ディレクターの小関さん、カメラマンの山岡さん、ライターの米本さん。