◆ここは三重県津市、秋田県美郷町ではない。
◆2020年12月30日穏やかな午前中に打って変わって午後からの突風爆風に見舞われ作業機等はそのままで屋内に避難した!!
◆翌日12月31日、静かな朝。あたりは真っ白。
◆あ~あ、またもう一つ育苗ハウスがやられちゃった。それでも骨が盤石なので良しとします。

◆SNSのエダマメグループの参加者で、岩手県盛岡市で野菜生産に取り組んでおられる藤原さん(私と同姓)からご質問を頂きました。
◆「ほうれん草のセルトレイ育苗で発芽が揃わず苦戦してました。どんな感じで種まいて芽だししてますか?」とのご質問。
◆お応えします。①ジャグロンズのほうれん草の育苗システムは、静岡、香川、兵庫県で普及しているレタスのセル成型苗育苗とほぼ同様です。②しかし、レタス、キャベツ、ハクサイと同様の播種後の灌水管理では、期待した発芽率を得ることはできません。③ホウレン草の種子の生理生態的特性を理解して管理することが肝要です。
◆要諦は、ズバリ、播種後3~4日間の水分環境と温度環境の2つの環境を適切に制御することです。具体的には、温度環境を15~20℃に保ったうえで、それぞれの種子に向いた水分環境を保てば育苗技術の80点は確実です。育苗日数24日程度で植え付け可能ですから、3日程度で80%の成功が保証されるのでまさにパレートの法則が成立します。

◆次に、具体的技術に関してご説明します。およそ播種後の積算温度60℃(日平均温度15度なら4日、20℃なら3日)前後に出芽の兆候が認められます。播種直後⓪の時点でたっぷり灌水してしまったら、確実に失敗ラインコースです。
◆⓪の時点で適切に水分管理したものは、日積算温度60℃の時点で、十分に灌水しても出芽率が低下しない体内生理状態にありますので、この時点で、たっぷり、そしてムラなく水分を与えてください。その方法として底面給水が最も合理的な方法と考えれれます。そして育苗ハウスに並べれば、、、3日後には周りのみんなに称賛を浴びること間違いなしです。
◆日積算温度60℃までの管理は、自作のインキュベーターを活用をお勧めします。
◆⓪の時点での適切な水分管理に関しては、種の種類(プライミングの有無、品種の違い)によって異なります。これらを詳細に検討してみた結果が、次の論文になります。是非じっくり読んでいただけたらと思います。
◆この研究成果は、私が、農研機構近畿中国四国農業研究センター野菜部に勤務していた時に、内地留学されていた、富山県職員の高田さんが精力的に取り組んだ結果を私が引き継いで原著論文に仕上げたものです。
◆☟スマホでは読めませんので、PCで開いてA4コピー紙にプリントアウトして読まれることをお勧めします。(下記をクリックすれば論文が見られます)

高田ら2006,セル成型苗育苗における播種後のミスト灌水処理がホウレンソウの出芽に及ぼす影響,農作業研究

★どうでしたか?どんな種子の場合でも200~300cc/トレイがお勧めですね。水の比重は1ですから、初めは200~300gを均一にかけられるジョロを用いて秤で確認しながらやってみることをお勧めします。
◆28日で、年内の出荷予定分の準備終了!!というところでしたが、益荒男ほうれん草、お客様の好評につき追加発注お願いしますとのLINE連絡。このほかにも。3件追加のオーダーを了承させて頂き、年末のラストスパートとして仕事をぶっこみまくりの結果に。
◆結果、本来の予定だったセンジュキャノン案件を済ませて、20時に農場に帰ってから、もろもろの業務と合わせて全部処理終了。そしたらなんと丑三つ時を回ってしまっているではないか!お~こわっ!。
◆4時間睡眠は厳しい。一見何ともありませんが、後に引きます、日が暮れると座ったまま寝てしまったり、入浴睡眠2時間だったり、かなり危ないので要注意。只今ちょうど10時なり。今日はブログ更新はこれくらいにしといて、ちゃんと寝ることにします。
◆冒頭、LINEをくださった。喜扇亭人形町本店(株式会社人形町今半)の室井さん。名古屋店勤務の際に益荒男ほうれん草をお客様に提供していただき、東京の本店に異動になってからも、益荒男ほうれん草を御贔屓いただいております。
◆喜扇亭人形町本店の室井さん、まだ一度も実際にお会いしたことはありませんが、気になることが一つあります。ラインの顔が、北海道日本ハムファイターズの中田翔選手にそっくりなのですが、、、これはご本人?
◆東京にお住まいの方、ぜひ一度、喜扇亭人形町本店で、おいしいお肉と益荒男ほうれん草のマリアージュをお楽しみください。そして室井さんが中田翔選手に似ているかどうか確かめて、ぜひこちらにご一報あれ。
◆私は、室井さんに実際に会うときを楽しみに、本人にリモートで確認するのはやめておきます。皆さんからのご連絡はOKです。東京の皆さん、新年は、ぜひとも喜扇亭人形町本店でおいしいお肉と益荒男ほうれん草を食べて元気をつけてコロナ時代を生き抜いてください。
★☟これは、益荒男ほうれん草の5★(ファイブスター)タイプ。ゴールデンタイプと並んで個性の強さでは益荒男ほうれん草の両極をなす存在。外見上の特殊性から一般の量販店では100%流通しませんが、本物の味がわかる多くの料理業界のプロからのご指名が多いほうれん草なのです。

◆ジャグロンズの大本営としていろんな出来事を発信し続けているうちに、寝ないで文章を書き続ける「ビョーキ」になりつつあります。
◆この私の特性は、研究者時代に大いに役立ちました。新しいことを見つけたり、発明したり、それを論文にする。
◆かつての同僚にいつ寝てるのと言われたことがありますが、文章が乗ってきたときは寝ないことも多々ありました。
◆あの頃は、農業の現場に出向くことと研究をすることの2足の「わらじ」でした。
◆しかし、今は4足の「わらじ」くらいの状態。好きでやってる私にとっても、少しヘビーな今日この頃です。
◆遅くても夜12時には寝ないと、農場の運営と自分の身体に支障をきたすことに気づきました(え~っ、今頃気づいたの?)。
◆実際、足2本しかないのに、靴5足以上。ドライバー1人なのに、車10台。トラクター20台。よくよく考えてみると2足のわらじどころじゃないな~。別の商売できそうです。

◆三重県松阪市嬉野にある株式会社権現前営農組合は、お米や、大豆、大根の生産を得意とする農業生産法人。この度、枝豆の生産技術のお手伝いをさせて頂くことになりました。
◆早速、年内納品で受注生産していた電動型半自動多条移植機「センジュキャノン」forごん豆。12月28日夕刻、無事納品できました。
◆「ハードウエア+ソフトウエア」がジャグロンズのセンジュキャノンという商品のパッケージです。移植機の納品はほんの第一歩。納品当日から早速苗づくりの準備の打ち合わせと、部材の収集を敢行。
◆ジャグロンズの代表アグロノミストわたくし藤原隆広が、秋田の農園で10年かけて培ったノウハウを提供、ジャグロンズのDNAを注入します。いつか静岡のエダマメ3兄弟と肩を並べるようなエダマメ生産者に育ってほしいと思います。
◆標高と緯度を活用して、メイドインジャパンの農産物を合理的かつ安全に生産する。このジャグロンズのミッションを遂行するために。私たちはこれからもあらゆる可能性に挑戦してゆきます。

◆仕事の関係で今年最後のGOTOは、徳島へ。往路は土曜日の昼下がり、復路は日曜日の午前の旅程でトラックを走らせた。

◆初めて宿泊したのが、阿波市阿波町にある。「土柱どんどん」という宿泊施設。おかみさんに、土柱って何ですかと聞くと、「この裏山にありますよ。」とのこと。ここで初めて土柱という世にも珍しい奇景があることを知った。

◆世界3大土柱の一つがこの「阿波の土柱」、ほかの2つは、アメリカのロッキー山脈とイタリアのチロル地方というから、そのスケールはぶっちぎりだ。

 

◆創業当初から、ご贔屓頂いている。レストラン シャトー ラ・パルムドールの後藤雅司オーナーシェフ。
◆2021年1月のメニューの食材としてジャグロンズの「益荒男ほうれん草」「サカエ1950(海老芋系里芋)」ダブル採用のオーダーを頂きました。
◆皆さん、新年は、フレンチレストランで、始めてみませんか?

◆秋田の今年のクリスマスはバッチシ「ホワイト」。

◆現在、私、三重県津市滞在中ですが、秋田は爆雪、手作りトラクタ庫が1つ大雪でやられた模様。

◆豪雪地帯は、万全のインフラ完備で、いくら雪が降っても大丈夫!!人口密度も低いので冬の観光には絶対おすすめですよ。コロナがひと段落したら、「ぜひとも、遊びに来てたんせ。」

 

◆先日、名古屋のサポーレ瑞穂店の平瀬さんから、お電話を頂きました。次の益荒男ほうれん草早く送ってくださいとの内容。益荒男ほうれん草ファンのお客様からのご要望があったのかもしれません。
◆益荒男ほうれん草のジャグロンズが、2010年1月24日に、テレビ愛知の報道部の取材を受けた。その際の番組作りにご協力いただいたのがきっかけでで、愛知県名古屋市にあるサポーレ瑞穂店の平瀬さんとのご縁が始まった。
◆名古屋の益荒男ほうれん草ファンの皆さん。ありがとうございます。

 

◆手のひらサイズに一目ぼれして、破格の2900円で買ったコンパクトPC、レノボ「ThinkCentre Tiny」。しかし、そこそこのCPUを搭載しているのに動作が遅すぎる。

◆イラつきが最高潮に達したとき、PCの解体を決意した。メーカーのサイトを参照して、筐体のカバーを外して、メモリを覗くとメモリスロットが2つある。1つのスロットは空、そしてもう一つのスロットにはに4MBのDDR3、SO-DIMMのメモリが装着されていることを確認。

◆そして、仕事を切り上げて閉店間際のグッドウィル津店に駆け込んだ。そこで8MBモジュール(1枚3000円程度)を2枚購入、合計16MBに増設した。オーバースペック気味だが、大は小を兼ねる。結果、まるで違うパソコンに早変わりだ。

◆昔、自作PCに凝ってクロックアップの道に足を踏み入れたり。ジャンクのMac、クアドラやセントリス、CLシリーズなどを集めてメモリ増設したりしたことを思い出した。

◆ほかのPCもノートパソコンを中心に、すべてのPCのメモリ構成を再検討チェックした。最近忘れていた、技能があまりにもの動作の遅さによって引き出されたここ数日であった。まさに昔取った杵柄といったところでしょうか?

★Windows10では、Ctrl + shift + esc 以上3つのキーを同時に押すことでタスクマネージャーを開き、PCのハードウエアのパフォーマンスを知ることができる。

★この機能を用いて、複数のPCを解析した結果、普通に1つのファイルを開いているだけで、5~6MBのメモリを使用していることが判明した。このことから、4MB以下のメモリでは、足りないメモリを動作の遅いHDのほうに頼ることになるので、実用的でないと推察された。12MB位で余裕に使えるのではないか?

★ただし、デュアルチャンネル効果というのを引き出すには、同じサイズのメモリ2枚、即ち、4+4で8MB、または、8+8で16MBが推奨されるのかもしれない。