◆秋田の今年のクリスマスはバッチシ「ホワイト」。

◆現在、私、三重県津市滞在中ですが、秋田は爆雪、手作りトラクタ庫が1つ大雪でやられた模様。

◆豪雪地帯は、万全のインフラ完備で、いくら雪が降っても大丈夫!!人口密度も低いので冬の観光には絶対おすすめですよ。コロナがひと段落したら、「ぜひとも、遊びに来てたんせ。」

 

★ネーチャーレポート(ノシメトンボ)★

◆トラクターサウンドの中多くのトンボを見つけた。

◆調べてみると、ノシメトンボということが判明。

◆ノシメトンボは、赤とんぼの仲間。赤とんぼの仲間では最大級だがそれほど赤くならないこと、そして羽根の先が黒いのが特徴だ。

 

◆三重から持ってきた苗がちょうど良くなったので事務所わきの圃場に定植した。もちろんジャグロンズオリジナル移植機「センジュキャノン(エダマメ仕様)」を活用しての農作業だ。

◆今年は、栽培様式を変えるチェレンジングな取り組みを行う。株間15センチ2条植えから、株間30センチ3条植えへの変更だ。

◆これによって、去年までは約6,400株/10a、だったのが、今年は4,800株/10aと昨年比25%減の75%になる。

◆ちなみに、エダマメの産地である岐阜市の標準再栽植株数が10,000株だから、ジャグロンズの今年の栽植本数は、岐阜市の半分以下ということになる。

◆栽植本数は半分以下だが、収量は75%以上を確保する。これが私たちの狙いだ。

◆もうひとつ、半自動移植機の1ストロークの植え付け本数を4本から3本にし、オペレーターを2オペから1オペに変更する。移植機を2人で1台から、1人一台にすることで、植え付け本数で75%となった作業効率を150%まで高めるのだ。2オペから1オペシステムの導入に当たっては、秘密パーツの「バンブーバー」の装着によりほとんど負荷を高めることなく作業が可能になる。

◆ただし、1オペの問題点は、傾斜圃場では、オペレーターの負担が大きすぎるため2オペに変更する。将来的には自走式移植機を導入予定。

☆以上が、「世界でただひとつの栽培システム」ジャグロンズ農法エダマメ編の1側面の紹介だ。

★動画もあるよ!!https://youtu.be/46HadYmUPLE

 

 

◆秋田県美郷町にあるファーム*ジャグロンズ「兎農園」の農地の一角に育苗ハウス3号棟を作った。創業当時は何度も自分で建てたビニルハウス。

◆今回の大きさの農業用のビニルハウスは、材料費と建設工賃合わせて、30~40万円が相場だが、建設人件費が半分ほどなのと、部材組み立てキットは、実用上不要なものも多く含まれることから、今回は部材の選定と建設作業を自前で行い、3分の1程度のコストで完成させた。

自分でビニルハウスを立てることが出来るということは農業経営上の大きなアドバンテージになる。段取りよく、熟練したチーム3名いれば、6時間程度で完成させることが出来ると見積もったが、今回はブランクが長かったこともあって、私の経験値の低下もあり、その結果、1日/3人ほどかかってしまった。

◆この育苗ハウス、あくまでも、すぐに解体できることを意識して作っている。だから、土へのパイプの差込深さも30センチ。突風や台風にはむちゃくちゃ弱い構造だ。三重県では春一番ですぐにノックアウトになる構造。まさに、ビニルパイプ界の「アネハ構造」。だがしかし、このハウスのコンセプトは、キャンプのテントに近いものだ。私たちは、4月下旬から5月いっぱいで苗作りのミッションを終了した後は、ビニルを剥ぎ取る、そうすれば難なく夏から秋の台風による被害をかわすことが出来るのだ。

※↑アーチパイプの幅は、西日本仕様の50センチ(メートル規格)を採用。(地元の規格は45cmの尺規格)。パイプ直径は22mmに統一。

※↑苗置き台は2mの規格品の木材に、直径19mmパイプ3.6m規格品56本で、ぴったり収まる。ここは、水害の心配がないので、作業性重視で、モルタルレンガを50個使用して1.5m間隔で配置。ここからは良く見えないが、1本おきに、木材にコーススレットビスを逆ハの字に打ち込むことで、フック機能をもたせ、パイプが転がらないようにするのが、ジャグロンズ流のオリジナル仕様だ。去年の簡易パイプよりも格段に進歩した。去年のハウスはこちらを参照ください。→http://jagrons.com/2018/04/13/1049/

※↑15m×5.4mの3号育苗ハウス。収容可能苗はトレイ数で336枚。約4万3千本のエダマメの苗を収容することが出来る。ジャグロンズの技術は日々進歩している。

 

 

☆ナンバーは三重でもここは秋田県美郷町冬の「兎農園」(↓)

◆本日も秋田県美郷町は降りました。真っ白な雪。

◆しかし、何事もなく世の中は動いてる。

◆先日の寒波では雪に親しみがない地域では、学校が休みになるなど、世の中が当たり前のように動くのには大変な障害となった。

◆日本でも有数の豪雪地帯のひとつ、ここ秋田県美郷町六郷東根地区。

◆雪に親しみながら当たり前の暮らしをできるもっとも安全な地域のひとつである。

◆遊びに来るなら絶対のお勧めだ。暖かい温泉と、綿のような温かみを感じる雪(実際は冷たい)。

◆三日間限定の観光なら絶対楽しいはず。しかし、長期滞在して楽しむには、雪かきなど特別な技能を身につける必要がある。

◆雪国育ちではない人には、一生に一度ぜひ、この豪雪地帯を堪能していただきたい。たのしいよ~。

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