●「観る」ことで見えてくる真実がある。混ぜると「ごみ」だが、分けると「お宝」

●農園内の環境整備。混ざっている状態だとごみとして処分する対象になってしまうが、分別すれば、価値が明確になる。

●今回は老朽化して解体したハウスの鉄の部材を整理した。

●分別後、わかりやすい場所に配置換えされ「見える化」処理されたものは農場に残ることに。

●そして、それ以外のものは、リサイクルの道へ。鉄くず屋さん経由でまた次の人生を歩んでもらおう。

●さて、「分別」という言葉は、意味深だ。分類して別れると分解することもできる。

●自然科学は分類に始まり分類に終わる(古澤満コラムより)。ジャグロンズが取り組む科学的農業の実践においても始まりとしての「分類」は重要だ。そして、「分類」の後、それらから一定の距離を置いたとき新しいものが見えてくる。

●この一定の距離を置く「別れ」という状態に身を置くことは、人生においても生産的な一面を持っているのだと思う。

●そんなこんなで、私自身、分別のある人間になるために日々の精進を重ねているところである。