☆↓本日今季初出荷!!益荒男ほうれん草 5☆「ジュべナイルタイプ」

●私はほうれん草の生産者になって12年。これまで色々なお客様のお世話になってきた。

●色々なことに挑戦してきたが、ただ1つ苦手なことがある。それは商売だ。これは起業家にとって致命的な問題だ。

●商売が苦手なくせに、こと、「ほうれん草を売ってやる」的なお客様との取引も大の苦手、すぐに犬猿の中になる。

●一方、12年間の中で嬉しかったことも数知れずある。その中で嬉しいことの1つが、プロの料理人さんとのやり取りである。

●初めて私のほうれん草を評価していただいた津市のレストラン ラ・パルム・ドールのシェフ後藤雅司さん。そして、大阪新地「カハラ」の店主森義文さん。そして、喜扇亭名古屋ミッドランドスクエア店の皆さん、名古屋覚王山レストランヴィトラ名古屋の皆さん。その他多くの「食のプロ」の皆さんからのリクエストに応えるのは非常にやりがいがあり楽しい仕事である。

●先ほど、後藤シェフから連絡が入り、1月からの新作メニューでジャグロンズの「益荒男ほうれん草」とサトイモ「サカエ1950」を使ったメニューを企画しているとのこと。キャベツの代わりとして使用出来る肉厚のほうれん草の提供のご相談を頂いた。いくつかの選択肢の中からそのときの最高のものを提供してゆきたいと考えている。どんなサプライズメニューができるのか楽しみだ。三重県津市近くの方は是非ともシャトー ラ パルムドールをチェックして頂けたらと思う。

●さて、本日出荷の益荒男ほうれん草はファイブスター5☆の「ジュベナエルタイプ」だ。益荒男ほうれん草=甘いほうれん草というイメージだが、ある意味それは本当だが、本来はそうではなかった。「益荒男ほうれん草」=「ほうれん草」+「情報」。これが私が初めて「益荒男ほうれん草」を世に送り出したときのの原点だった。「甘い」という情報もあれば「渋い」という情報もある。

●今回はレストランヴィトラ名古屋の森下さんからのリクエストでまだ甘くなる前の「益荒男ほうれん草」を出荷させていただいた。甘い「マチュアータイプ」と比較してほうれん草のアクが強い玄人向きのほうれん草だ。この「益荒男ほうれん草」を「食のプロ」がどうアレンジしてくれるのか想像するだけでのかワクワクする。