◆ダイソーで、美しい万年質を見つけた。なんと価格は500円。1本1500円でも満足する品質だったので、100均ビジネスの狙いに乗っかった形で3本購入した。しかし、質感重量共に申し分ない代物だ。

◆万年筆との出会いは、23歳頃だったと思う。何かのお祝いに縁戚の方に贈っていただいたパイロットの太文字の万年質だった。

◆以来、パーカー、ロットリング、セーラーなど、高価なものには手を出さず、3000円以下の万年筆を使ってきた。万年筆には個々に個性があり、書き味が微妙に異なる。ボールペンとの違いは、力を要れずに書ける点、そこが私が万年筆を気に入っている点だが、紙の材質によってはインクがにじむので、ノートなどの紙質を吟味する必要がある。

◆さて、この万年筆の、包装紙の裏に、気になる注意書きが書かれていることに気がついた。それも英語で何気なく。

◆「この製品には、米国カリフォルニア州が、ガンや出産その他の健康に有害であると公表されている物質が含まれています」と。

◆この情報とどう向き合うべきか。人生は、常に危険との隣り合わせなのか?やはり、美味しい話には裏があるのだろうか。

◆まあ、この万年質は美しいので、見ているだけでも癒される。そんな美点もある。ここは過剰反応せずに、体いい他のたくさんのプラスなことにどんどん取り組んで、「プラスマイナスプラス」思考で行こうと思う。