◆ラジオを付けたら、マラソンの中継が流れていて、びわ湖毎日マラソンが開催されています。
◆中継の中で、フランクショーターの逸話に触れる一場面がありました。
◆フランクショーターはドイツミュンヘン生まれの、アメリカ人マラソンランナー。
◆彼が興したブランド「フランクショーターランニングギア社」のウエアを愛用していた30数年前の高校生陸上競技部時代の私。懐かしいので皆さんにもご紹介します。
◆以下、ウィキペディア(Wikipedia)より、引用。

★1973年の毎日マラソン(現・びわ湖毎日マラソン)に出場したショーターはレース中、10キロ地点で給水をした直後に腹痛に襲われ、沿道の観客の持っていた小旗(主催新聞社が配布するもの)を数本引きちぎり、人気のない場所を探しながら走り続けて16キロ地付近でコースを逸れて消防署の裏の草むらで用を足した(その模様を撮影したカメラマンのカメラを取り上げてフィルムを抜き取ったという)。

★その後、20秒でコースに復帰してレースを継続した。用を足しているときに2人に抜かれたがこのようなアクシデントがあったにもかかわらず、ショーターは先行したランナーをすべて抜き去り独走(大会新記録)で優勝した。しかも、この記録は1985年に阿部文明が更新するまで12年間大会記録であった。また、上述の1971年のパンアメリカン選手権での優勝もレース中に用を足しながらのものであったという。

★本人は毎日マラソンの出来事で消防署がなかったら「あと2キロ走っていい場所がなかったら皆の前でもやっていたでしょう」と言い、「レースに勝つために克服しなければならない障害はいろいろあるが、これはそのひとつに過ぎません」「うんこすることさえ競技の一部なんです」と語っている。上記の通りミュンヘンで生まれており、生誕の地で開かれたオリンピックで金メダルに輝いた。

◆すごいね!フランク!「うんこも競技の一部」なんて、なかなか言えん!!ともすれば便意をマイナスにとらえかねない状況の中、排便の後には腹痛が解消されることを冷静に判断し、前向きに対処した強靭な精神力。そして、和製パパラッチのフィルムを抜き取るあたりにも抜かりはない!コロナ過の現在だからこそ改めて話題にしたい逸話ですね。
◆こんなコラム書いてたらなんか私も便意を催してきました。今回の大会ではだれが優勝するかまだ分かりませんが、ひとまず私は、これからうんこして、本業の「ほうれん草仕事」に戻ることにします。ハイ、それでは皆さんごきげんよう。