●ファーム*ジャグロンズ兎農園は2011年(H23年)夏に、本格的なエダマメ生産農園として誕生しました。過去を振り返ってみると、あの時代はあの時代で精いっぱいやって最適解に近い活動ができたと思います。
●しかし、今それを始めようとしたら、、、、ぞっとします。時代が違うのです。農業経営を取り巻く、外的要因、内的要因、答えはあるようでない。そんな大海原を航海するように、ジャグロンズは帆を張り続けます。
●毎シーズン同じ事をしていると、時代の波に取り残されてしまいます。5年前の取り組みを今やっていたら、、残念ながらジャグロンズの存在価値が疑われます。
●しかし、標高と緯度を活用したモノカルチャー的野菜専門作農業に取り組んだ足跡は、複合経営で日本の農業を支える生産者の皆さんに役立つものとの確信を得ています。
●そして、それぞれの経営面積にあった技術情報などのコンテンツも私たちの資産として大切に残してゆきたいと考えています。
●人生、自分一人で航海しているようで、そんなことはありませんでした。人との出会い、自然環境、時代背景など、色んな条件が組み合わさって風が吹きます。時には追い風、そして逆風が吹きます。
●追い風は、経済的にプラスに働きますが、向かい風は、技術の大きな発展につながるきっかけを与えてくれます。それらの様々な風を五感で感じで、上手く帆を張る。それが帆船ジャグロンズ丸のキャプテンとしての私、藤原隆広の使命です。