■2021年5月7日20時15分、彼らは美郷町にある飯詰駅に到着した。彼らの名は、ハウさんとナムさん。
■二人ともFromベトナムだが。ハウさんはFrom大阪、ナムさんはFrom鹿児島である。
■彼らは本来ならばもうベトナムに帰っているはず。だが、コロナで帰れず、入国管理局の特例により漂流して秋田にたどり着いた。
■彼らは本物の「渡り鳥」だ。彼らに比べたら、私は、ケージから裏山に逃げた鶏のようなもの。スケールが違う。
■偶然出会った紹介業者さんの紹介でジャグロンズに参加することになったのだが、日程も変更に次ぐ変更、そして就労ビザなし。コンプライアンス順守のジャグロンズにとっては厳しい状況に陥っていた。これが国際化というものなのか?
■だがしかし、いろいろあって、本日彼らは、入国管理局から1年間の短期就労ビザをGetした。
■彼らはこの一年間で、2つの試験をクリアすることで、最長5年間の日本での労働が認められる。
■彼らは、ずっと日本で働くことはできない。だから、彼らに頼る農業経営システムの構築は私の望むところではない。
■私が望むのは、彼らとの長い付き合いではなく、外国人研修生を受けれの「経験人数」を積み重ねること。
■2人で5年だと10年で「経験人数」は4人ということになる。これに対して毎年2人ずつ更新すれば10年で「経験人数」20人ということになる。
■あっ!!ブルーハーツの「ムチとマント」の曲が脳裏を通り過ぎていった!!
■もとい、日本語本来の意味の「経験人数」の多寡は、その後の人生にプラスかマイナスかはわからない。しかし、本コラムで用いている意味での「経験人数」は、多ければ多いほど「より多くのスタッフにハッピーに働いていただける会社のシステム」を作る上でのメリットがあるように思えてならない。
■もちろん、1年でみっちり力をつけて、ジャグロンズを卒業して、次の研修先で研修生もさらにハッピーになることができたらまさに円満、ウイン・ウインの関係でビジネス成立だ。そんな仕組みができたらいいなと思う。
■どなたか、「経験人数」豊富な御仁がおられたら、ぜひともアドバイスをお願いします(笑)。

☆彡現在、渡り鳥仕様の農作業アナリスト枠※で日本人スタッフを募集中!!もう少しで、そこら辺のメディアに掲載される予定です。見かけたらよろしくお願いします。

※ジャグロンズの農業現場を数字に置き換えて徹底的に見えるかするスペシャリスト業務枠です。ジャグロンズレコード認定業務も担当してもらいます。