◆ここは、最も過酷な圃場地帯森の中の圃場美郷町千畑地区観音下圃場、昔の河川敷に沿って条項の高い上から下に12枚の畑が帯状に並んでいる。
◆極楽鳥のようなきれいな声が聞こえるが、実は、管理者不在のアカシア林や雑木や杉の木の伐採をしないと農業生産ができない過酷なエリアである。
◆もちろん、ツキノワグマも出没する。小さい熊でも、力が強いので人間は負けるかもしれない。しかし、そんな熊でも恐れをなすような「人の気迫」をもって進駐してゆかなければならないエリアである。
◆もう一つ厄介なのは、巨石がゴロゴロ転がっていること。人の気配がないことをいいことに21時まで耕起作業をしていたら、ロータリーに巨石がヒット!ロアリンクのピンがはねて故障、そしてトラクターの走行が不可能になり、歩いて帰ることに。あの時は本当に熊が怖かった。
◆7月8日、9日で本当に最後の定植作業が終了した。品種は「美郷ブラウン」9月に出荷予定の「月兎豆」だ。(今年の月兎豆は4バリエーション構成です)
◆ということで、ファームジャグロンズ兎農園のアンカー圃場は「観音下圃場」で〆ました。皆さんお疲れ様でした。