●2020年も10日が過ぎました。これをあと、35.5セット過ごすと2021年。人生50年を目の前に、今年もあっという間の1年になることでしょう。
●今シーズンは年末年始ゆっくりさせて頂いて、元旦〜2日にかけて、私のイチゴ栽培の師匠である荒木誠(アラキタカシ)さん(京都府舞鶴市)を訪ねました。
●「農業はビジネスだから、こだわり過ぎたら商売にならないよ」そんな声が同業者から聞こえてきそうですが、荒木さんは数少ない本物志向のイチゴ生産者でした(イチゴ生産者歴30年ですが現在は高齢のため引退中)。
●舞鶴の地方市場での荒木さんの生産者番号「509」番は、地域の仲買人の間では、よく知られた番号で、出荷量はかなりの量だったのにもかかわらず、なかなかその番号のイチゴを手に入れることは難しかったようです。
●同じ品種のイチゴでも生産者によって味や品質が全く違うというのが、農業の難しいところであり面白いところでもあります。
●深い話に入っていくと長くなるのが私の特徴、今日はやめときます。今回の話の要点は、「天橋立行ってきたよ」「極上のぼたん鍋たべたよ」以上の2つです。
★↗日本三景の一つ天橋立。京都府に住んでいたときは、対岸の股のぞき展望台からしか見たことがなかった天橋立。今回、初めて成相寺の山の上からの景色を体感しました。
★↗前日の夜に、去年採れた巨大芋を手に笑顔の荒木さん。カメラを向けると、表情がこわばってしまう荒木さんですが、このショットは一番荒木さんらしい表情のいい写真が撮れたと思います。
★↘早速、成相寺の方に戻りましょう。
★↗どんな美人がいらっしゃるのか気になりましたが。。。どなたか後日確認しに行ってみてください。
★↗柔らかい日差しの1月2日、ゆっくりとした悠久の時間が流れていました。
★↘↗これは、手裏剣かっ!?
★↘実は、あの細長ーい松林の中には、道があり、名水百選に指定された井戸もあります。そして、真ん中へんには、昔の武将が、試し切りしたという半分に切れた石も!!!五右衛門の斬鉄剣か〜!!と言いたくなるほどツッコミどころ満載の天橋立!!さらに、向こうの対岸の付け根あたりには文殊様を奉った神社があったような気がします。懐かし〜。。
★↘京都北部の雑煮は、味噌味。優しい味わいのお雑煮、ごちそうさまでした。
★美味しかった〜!!成相寺のあとの昼食は京都で採れたイノシシの肉で猪鍋、さばく人の腕で味も大きく違うそうです。
★↗新築のご自宅の前で、荒木家の皆さん。息子の満さんには、休みを利用して皆さんを連れて三重の農園の井戸掘りに来て頂きました。あの時があったからこそ、現在の安濃津農園の発展があります。有難うございました。
★↘2人三脚でイチゴづくりを続けて来た、荒木ご夫妻。奥様の弥生さんが、美味しいイチゴづくりのキーマンであったことは、荒木さんのイチゴづくりを語る上で避けることはできません。また暖かくなったらおじゃましま〜す。皆さん、いつまでもお元気でお過ごしください。
★最後に・・・★
●荒木さんから受け継いだイチゴ生産者スピリッツの襷(タスキ)は、現在私が持っています。どうしても、これを20〜30代の次の世代に渡したいと思って、一歩一歩取り組みを進めています。
●夢の実現には、もう少し時間がかかると思いますが、この気持ちを忘れないためにも、今回の舞鶴訪問は大変有意義なものになりました。
★もう一つ最後に・・・★
●私がかつて5年間過ごした京都北部。居住地は綾部市でしたが、国家公務員の労働組合とのご縁が深く、賞味2年間は、今はなき全農林近畿地本京都北分会、の役員として活動させていただきました。
●舞鶴市、福知山市、京丹後市、など、京都北部全域が私の活動領域だったことから、京都北部は、私の人生の中でも思い入れの深い地域なのです。京都北部には「麒麟が来る」で注目度急上昇中の福知山城。秋田県出身の美女として有名な小野小町のお墓など、自然や歴史にまつわる話題も多い、魅力的な地域。みなさんもぜひ足を運んでみてください。