「アヴァンギャルド農業のフロントランナー」を標榜するジャグロンズ。私たちは美味しくって、びっくりするような野菜づくりに人生をかけています。ちょっとこれまでの歴史を振り返ってご紹介させていただきます。
◆「益荒男ほうれん草は、大きくなったから収穫するのではなく、美味しくなってから収穫する」これが創業当初からの合言葉です。これは、創業してすぐにテレビ東京の取材に協力させて頂いた際に、熱心な担当プロデューサーさんが一言でまとめてくださった名言です。
◆外見よりも味にこだわったジャグロンズの「益荒男ほうれん草」シリーズ。甘くって生でも食べられるけれど葉っぱが黄色い「ゴールデンタイプ」から始まり、これまでに世の中になかった星形のほうれん草「5★ファイブ・スター タイプ」などが誕生しました。
◆前衛的すぎるこれらのほうれん草はいずれも、直売以外、生産地での地場販売では、従来のものと違うということだけでほとんど流通しませんでした。
◆しかし、逆境にめげずに品質成分のデータを計測し、ほうれん草の品質を「エビデンス」として示すことで、そんな私のほうれん草に関心を持ってくださる方との出会いがありました。それが、伊勢丹新宿本店のバイヤーの村山慎一さんとのご縁です。
◆そして、出会いから約2か月後、私たちのほうれん草が、初めて「益荒男ほうれん草」という名称をまとった「作品」として、東京の伊勢丹新宿店の地下1階の「お売り場」に並びました。
◆更にその数年後には、レストラン「カハラ」の森義文さんのお気に入りのほうれん草として「益荒男ほうれん草」を初めて大阪で認めていただきました。
◆これからも、ジャグロンズ藤原隆広は、農園のスタッフと力を合わせて、これまでに世の中にないものを作り出す前衛農業すなわちアヴァンギャルド農業に人生を捧げます。

◆先日、伊勢丹新宿店地下1Fにある生鮮野菜売り場の小林さんからメッセージが届いた。その一部を抜粋すると、「ほうれん草は、絶好調に売れています。」とある。今年の「益荒男ほうれん草」トレンドはゴールデンタイプ。苦節12年、このほうれん草の美しさがわかって貰える時代が来たようで嬉しい。

◆オイシックスへの納品も開始、ハードな毎日が始まった。

◆1月〜2月はほうれん草出荷のピーク、農場の現場は将に「ブートキャンプ」だ。ボビー大佐はいないが、上半身下半身、かなり鍛えられる。この1ヶ月でいつの間にか3kgの減量にも成功、もう一息頑張ろう、夢の5kg減量できるかな?

◎今年の、天候は、雨が多く、収穫のタイミングが難しい、ちょっとの油断で、泥付きのほうれん草を出荷しなければならなくなる。細心の注意を払って、その時期、その時のベストの状態でほうれん草を出荷することに全力で取り組んでいる。

◎私の農業スタイルは、「ネイチャー・サーフィン」、風の有無、風の向き、雲、そんな自然を肌で感じて、作業工程を組み立てる。無駄を極力なくして、そして、ジャグロンズレコードが出たときは、達成感も一際だ。

◎ジャグロンズの農業スタイルはスポーツに似ている。「ベンチマーク」を意識して、日々コツコツと進歩させる。そうして、大きな波すなわち「ビック・ウエーブ」が来たときは、それを正面から乗り越える!!それがまさに「イノベーション」につながる。「大きな波」は、スタッフの人数が減ったとき、取引先との対等なビジネス関係が崩れたときとか、そんな一見、「不利な環境」に見える状態だが、私はそんなときに大きな飛躍を成し遂げてきた。というか、そんなときでなければ力を発揮できない人間だ。

★最近、面白いなと感じるのは、「ビジネス・サーフィン」、ビジネスの環境も日々刻々と変化している。いろんな波にチャレンジして、波を捉える「キャチ・ザ・ウエーヴ」ができたときの達成感は素晴らしい。自然のかなでのものづくりと、経済社会でのビジネス。この2つの草鞋(わらじ)を、履きこなすことが、現在の私の目下の関心事である。

◆伊勢丹新宿店の「益荒男ほうれん草」ファンのお客様、そして、全国のオイシックスユーザーの益荒男ほうれん草ファンの皆様、今シーズンもよろしくお願いします。

◆「ジャグロンズの農家めし」、DIGO流に表現するとJNM。

◆忙しすぎる毎日です。こんなときは、食を粗末にしてしまいがち。今日もほうれん草食ってがんばりましょう。

◆男の手料理は時間がないので、15分以内にできる料理が暗黙の了解です。やはり、この時期の益荒男ほうれん草はサラダに向いています。

◆今回のメニューは、益荒男ほうれん草ブラックタイプの生サラダとゴールデンタイプのソテーでダブルのほうれん草料理をワンディッシュで仕上げました。

★★料理名:益荒男ほうれん草の生サラダ&ミニサイコロ鶏肉のソテーゆかり風味 ★★

★使用材料:

●益荒男ほうれん草(ブラックタイプ・甘さ控えめ系&ゴールデンタイプ・甘さ控えめ系)それぞれ50g

●鶏肉(鶏ごはん用)少量1パック

●三島のゆかり(しそご飯用)

●フレンチドレッシング(キューピー)

★使用調理器具:

●包丁とまな板&フライパン小

★↗ゴールデンタイプの軸は鮮やかな紅紫色、食欲をそそります。軸を縦に切って洗うのがポイント。味付けは、塩コショウの代わりに、しそご飯用の「ゆかり」を使用。優しく風味豊かな味付けにアレンジしてみました。

★↗ハードなテクスチャーが特徴のブラックタイプのサラダにも、やっぱりフレンチドレッシングが合います。益荒男ほうれん草の触感をハードとソフトの両面から味わいます。

★↘オイシー、おいしい、美味しい〜〜!@益荒男ほうれん草の時短料理。味も妥協はしていません。ゆかり風味の鶏肉ソテー、塩に頼らず、少量の塩分を含んだゆかりの風味とそれに引き出される鶏肉の旨味。また一つ新しい味を知りました。今回も我ながら大成功!!おいし〜よ〜!!

★ジャグロンズの「益荒男ほうれん草」、あなたのライフスタイルにいかがですか?

※「益荒男ほうれん草」は、ジャパン・アグロノミスツ株式会社の登録商標です。

◆「ジャグロンズの農家めし」、DIGO流に表現するとJNM。

◆今回は、手元にあった益荒男ほうれん草(ゴールデンタイプ・甘さ控えめ系)をサラダに調理してみました。

★★料理名:益荒男ほうれん草のそのまんま生サラダ ★★

★使用材料:

●益荒男ほうれん草(ゴールデンタイプ・甘さ控えめ系)35g

●燻製ベーコン

●舞鶴産かまぼこ「極」

●フレンチドレッシング(キューピー)

★使用調理器具:

●包丁とまな板

 

◆今回のほうれん草は、甘さ控えめのゴールデンタイプ。7度前後の糖度で、エグミは抜けています。バッチシです。

◆まな板においた35gの益荒男ほうれん草を、包丁で切るだけ。はいこれで終わりです。カップヌードルよりも早くできました。

◆更に盛り付けて、スモークベーコンとかまぼこをのせて完了。ここでもフレンチドレッシングが相性バッチシ!!

◆魚のタンパク質と肉のタンパク質、そしてちょっとだけ赤ワイン。美味しいです。

◆↓かんたんなので、もう一杯おかわり!!

◆合計70gの益荒男ほうれん草のそのまんま生サラダを完食しました。ごちそうさまでした。

◆アクの強い一般的なほうれん草は、おひたしにしても、口の中がしがしがしますが、このサラダは全く違和感がありません。

◆津市のゲリラ販売で、ゴールデンタイプ500gをゲットした皆さん!!生サラダ食べましたか?

◆ゴールデンタイプは、益荒男ほうれん草のなかで最もテクスチャーが柔らかいタイプなので、より一般的なサラダに近い感覚で生食できる益荒男ほうれん草です。

◆病気に弱く作りにくい古い品種を使っていますが、この品種の良さを引き出す栽培管理を施していますので、畑に植え付けてからは全く農薬を使っていません。砂やホコリを洗い流していただければ、安心して食べていだだけること間違い無し。私「タッカー」が自身を持っておすすめします。

◆私達ジャグロンズは、食への関心が高い忙しい女性を応援します(男性でもOKよ!)。時間をかけなくても、美味しく栄養たっぷりの食事ができるならば人生が豊かになると考えるからです。

◆下記のデータから推測すると、今回私が食べたサラダ70gでほぼ一日のビタミンC(成人男子80mg)を摂取できたように思います。1食50gくらいがちょうどいい感じです。500gあれば10人分はいけますよ!!それではまた!!おやすみなさ〜い。

 

 

  • ◆2007年に誕生した「益荒男ほうれん草」の第一号が「ゴールデンタイプ」。
  • ◆古いタイプのF1種子「トライ」を使用して、ジャグロンズ農法で作った益荒男ほうれん草です。
  • ◆この品種は、病気にかかりやすく、収量重視の一般的な栽培方法では全く食味が良くありません。
  • ◆私たちは試行錯誤の末、三重県津市において11月に植えつけて1月~2月に収穫する作型がもっともこの品種の潜在能力を引き出す栽培方法であることを突き止めました。
  • ◆葉色は淡緑色で肉質は柔らかく、赤紫色に発色した株元が美しいほうれん草。収穫適期の糖度は10度~15度に達します。
  • ◆元来サラダ用のほうれん草ではありませんが、プロの料理人の方からは、ほうれん草サラダの素材として用いられることの多い益荒男ほうれん草です。