◆ジャグロンズ「オリジナルブランド野菜」シリーズ第3弾!!

◆「ほうれん草」、「エダマメ」に続くのは、「サトイモ」。種は60年間平松家で採種されてきた「えび芋系品種」の「サカエ1950」。

◆この度、リテールパッケージブランド「さかえ姐さんのただ芋」として、昨年に続き、今シーズンは昨日より販売開始されました。

◆1950年に17歳で川喜多半泥子由縁の平松家に嫁いできた平松家11代当主、平松さかゑさん。2年前にさかゑさんの農業にかけてきた思いを一身に受け、ジャグロンズが生産を継承した「サカエ1950」。

◆生産のきっかけは、大坂新地「カハラ」の森義文さんのリクエストによるものでした。この「サカエ1950」、今シーズンは、「カハラ」さんはもちろんのこと、東京赤坂の「東洋軒」、津市ではシャトー・ラ・パルムドール、安濃町の学校給食(小中学校および幼稚園)での納品実績を積むことができました。

◆お勧めは、「きぬかつぎ」。きめの細かいシルキーな口当たりはきっと喜んでいただけるはず。きれいに洗浄してありますので、時短料理の素材として、お酒のおつまみにももってこいの商品です。

◆これまでは、プロフェッショナル様のみの納品でしたが、この度貯蔵サトイモとして、名古屋の「サポーレ瑞穂店」で賛発売中です。ぜひ一度お試しください。

※↑店内は撮影禁止のため農園内で撮影した写真です。

◆本日の東京日帰り出張、「益荒男ほうれん草」の生産者直売会in東京新宿(伊勢丹新宿店地下1F)、無事終了しました。多くの皆さんに来ていただきありがとうございました。

◆今日は、東京の明治大学で園芸学会春季大会が開催されていたことから、参加者のため上京していた、京都の福永さん、それに和歌山県の花田さんに寄って頂きました。ほうれん草の購入ありがとうございました。

◆そして、赤坂にある西洋料理店「東洋軒」の吉川シェフもわざわざお店まで足を運んでいただきました。これまで、電話でのみのやり取りでしたが、初めて直接お会いすることができました。今後とも宜しくお願いいたします。

※↑昼休憩で立ち寄った伊勢丹新宿店近くの花園神社では、骨董市が行われていた。

 

◆2019年3月24日(日曜日)、明日10時30分より、5時までの約6時間。東京新宿にある伊勢丹新宿店地下1階青果売り場にて、生産者による「益荒男ほうれん草」店頭販売会を行います。

◆今回の目的は、新作の益荒男ほうれん草「ルネサンス」の情報を多くの皆さんに知っていただくこと。そして、お客様に直に接して世の中の流れを肌でつかむこと。

◆今シーズンは2回目になりますが、1回目のときのお客様とのやり取りのなかで、HPで告知して欲しいとのご要望を頂きました。そのときのお客様に見ていただけるかは分かりませんが、約束なので投稿させていただきました。

◆私の現在の仕事のメインは、「作り手」なので、仕事の都合で今回は日帰り出張ですが、こうして、お客様との交流の場を頂ける現状に対して、新宿店の小林さんをはじめ、関係するすべての皆様に感謝しております。ありがとうございます。

◆あと25時間後に、東京でどんなお客様とお会いできるか楽しみです。

◆仙台で、予備校に通っていたときのこと、代々木ゼミナール南仙台寮には、楽しい面々が生活していた。

◆東京の人ごみの中を歩いていると、どうなるか?という話題が出たとき、佐藤君がこう説明した。

◆女性は、「君いいねえ、うちの事務所に来ない?」と勧誘されるのだという。一方男性の場合は、「君、いい身体してるね、自衛隊来ないか?」と勧誘されるのだそうだ。

◆そうして、私たちも提案します。「そこの君、ジャグロンズに来ないか?」

◆♂これは、2019年3月20日の、自衛隊専門誌「防衛日報」に掲載された求人募集ポップです。

◆自衛隊経験者でなくても大歓迎、大自然の中で働く、「ネイチャー・サーフィン」、それが「ジャグロンズ」の生産現場。

◆新技術を軸としたプロ農業を目指す方、私たちは待っています!!ぜひ門戸を叩いてください。

◆「農の現場で科学技術と文化の調和を目指す」をスローガンに日々挑戦し続ける農業ベンチャー「ジャパン・アグロノミスツ株式会社(通称名称:ジャグロンズ)」!!

◆私たちの今後の動向にご期待ください!!

◆3月4日に東京品川で行われたオイシックス・ラ・大地株式会社主催の「N-1サミット」という会合に参加した。そこで偶然出会ったのは、三重県明和町で有機農業を実践している「ななほし会」代表の野呂元士さんだ。野呂さんは、らでぃっしゅぼうやと取引がある生産者。今年は、通販マーケットの「大地を守る会」「らでぃっしゅぼーや」「オイシッックス」の3ブランドが経営統合して初めての「N-1サミット」だ。全国に有機農業をはじめとするこだわりの農業を実践する日本国内の生産者約4000人の中から多くの生産者が東京品川に集まった。

◆さて、私がこの会議への参加でもっとも楽しみにしていたのが、最後の高島社長の挨拶だ、外部ではなかなか聞けないお話を判り易く明快に語ってくれる。私も経営者としての経験を増すにつれて、高島社長のやっていることの意義を理解できるようになってきた。高島社長とは親しい立場にはないので詳しいことはわからないが、私に足りない管理能力のようなものが極めて高く、淡々と経営者のなすべきことを実践されているのが魅力的だ。

◆高島社長曰く、有機農業運動の中から生まれ40年の歴史を持つ「大地を守る会」、市民運動の中から生まれ30年の歴史を持つ「らでぃっしゅぼーや」、そしてIT情報化社会の申し子として生まれ20年の歴史を積み重ねた「オイシックス」。この3つの会社の思いが、さらに大きく世の中に浸透する時代に突入している。今回の3ブランドの経営統合は、より効率的・効果的にに時代のニーズに応えて行くためのものになる。

◆私が立ち上げた、ジャパン・アグロノミスツ株式会社(通称名称:Jagrons ジャグロンズ)は、私の研究者時代の蓄積を活用すべく独自の生産技術で美味しくて安全な野菜を情報と共に提供することでわくわく感を届け、消費者の皆さんにハッピーになってもらえる野菜づくりに取り組んできた。ここで重要になることは、「良い物を作ること」と「それを伝えること」、この2つだ。前者についてはこの10年間で実現できているが、後者については、まだまだ程遠い段階だ。現在、ものづくりを辞めずに続けて来れれているのも「オイシックス」社との出会いによるところが大きい。オイシックス社が私たちの「益荒男ほうれん草」の情報をより多くの皆さんに発信してくれたことで現在がある。

◆「オイシックス社」の大きな発明は、IT情報技術の活用により「生産者の情報を伝えること」と「消費者の思いを生産者にフィードバックされること」。前者は、従来の紙媒体の通販システムでも行われてきた。しかし後者はこれまで十分に行うことができなかったことだ。

◆具体的には、「お客様の声」。「益荒男ほうれん草」へのお客様からの感想はこれまでに79件(3月7日現在)、今シーズン(2019年12月以降)に入ってからは12月8件、1月4件、2月17件、3月7日現在2件、今シーズンは、31件ものお客様の感想が寄せられている(情報元、オイシックスサイト)。その中で私が有難いと感じたのが次の2つのコメント。

☆☆☆☆☆(ピナママ様)

「感謝 生産者の方に感謝をしたくて投稿します。一歳7ヶ月になる娘は偏食が激しく緑のものは一切食べてくれなくなり途方に暮れておりました。 そんな時に藁をもすがる気持ちで購入したこちらのほうれん草は、娘がおかわりをする程気に入っており、茹でるだけの味付けなしで一握り分をペロリと食べました! 欠品を起こさずに生産してくださることに感謝です。これからも購入します。長く生産していただきたいです。」(オイシックスサイト、2019年2月22日より引用)

☆☆でかすぎよ(けい様)

「40センチ近くあるほど背が高いのが4株。 すじが固くて、甘さもいまいち。。。 小さいのがいっぱい来たときの方が抜群に美味しかったからがっかりしたー…… ほうれん草の根元のところが好きなので、小さいのがいっぱいだと根元の数が多いから嬉しいんだけどなぁ。 次回に期待!」 (オイシックスサイト、2019年1月6日より引用)

◆「オイシックス」で流通する野菜は、「お客様に評価されるか否か」、これが最も重要な要素。商社に買ってもらって売ってもらうシステムではない。お客様からの注文がなければそのシーズンの出荷量は激減する。一方、評価が高ければ、世の中のほうれん草価格の「相場」なんて全く関係なく順調な出荷量を確保できる。

◆IT技術を使ってタイムリーに生産者と消費者とをつなぐ。これが、オイシックス社の大きな発明だ。しかし、この土俵で一生産者が勝負するには、個性や主張のある商品が不可欠だ。ポリシーもスペックもない商品では、経営的に非常に厳しい結果をもたらす可能性のある土俵。いわば弱肉強食の世界でもあるのだ。

◆オイシックス社のシステムはそんな「諸刃の剣」の要素も備えていることを覚悟しなければならない。しかし、「オイシックスブランド」の生産者の立場で農業生産に取り組むということは、情報化社会の中で、「お客様の声」を羅針盤に新しい農業のあり方の最先端を実践している。そんな自負が私たちにはある。よりマニアックな情報を、当社サイトからも随時発信しながら、どんな時代になって行くのか分からないこの先も、ぶれずに、「日本のものづくり」を実践して行きたい。

  • ◆2007年に誕生した「益荒男ほうれん草」の第一号が「ゴールデンタイプ」。
  • ◆古いタイプのF1種子「トライ」を使用して、ジャグロンズ農法で作った益荒男ほうれん草です。
  • ◆この品種は、病気にかかりやすく、収量重視の一般的な栽培方法では全く食味が良くありません。
  • ◆私たちは試行錯誤の末、三重県津市において11月に植えつけて1月~2月に収穫する作型がもっともこの品種の潜在能力を引き出す栽培方法であることを突き止めました。
  • ◆葉色は淡緑色で肉質は柔らかく、赤紫色に発色した株元が美しいほうれん草。収穫適期の糖度は10度~15度に達します。
  • ◆元来サラダ用のほうれん草ではありませんが、プロの料理人の方からは、ほうれん草サラダの素材として用いられることの多い益荒男ほうれん草です。

 

●久々のジャグロンズレコード出ました。比較優位の原則を収穫作業の人員配置に活用した好事例です。

☆Date:2019.02.09 (ジャグロンズレコード「収穫作業(ハーベスタ)」)

☆デバイス:いすゞエルフ1.5t(4WD)、収穫コンテナ6kg入り(封体重3kg)、ダイソー製収穫はさみ。

☆作業員数:男女各2名合計4名

☆方法:ハーベスタ2名(時速100kgプレーヤー)、かご入れ作業員2名(時速50kgプレーヤー)

☆場所&環境:ファーム*ジャグロンズ安濃津農園太田圃場(No2)、ほうれん草の種類→ファイブスター(ロゼット型)

☆結果:時間→収穫&車両積み込み作業込み時間(60分)

収穫量→60コンテナ=時速360kg

※これまでの、作業では、収穫量時速300kgの人員配置。比較優位の原則を収穫作業に活用することで1人あたりの生産性を従来よりも15kg、4名で60kgUpすることに成功しました。

☆考察:

①これまでめいめいに収穫していたシングルタスク方式では、100kgプレーヤー×2名、50kgプレーヤー×2名合計4名で1時間当たりの作業量が300kg(一人当たりの平均収穫作業量75kg)であると推察される。

②今回は、100kgプレーヤーをカットマンとして専従させ、50kgプレーヤーをギャザーマンとして機能させる2名1組で作業した。このことにより、50kgプレーヤーの律速要因であるカット作業が開放され、100kgプレーヤーがギャザー作業から開放されることで1時間当たりのカット作業が80kgアップしたと考えられる。

③これは比較優位の原則を人材の最適配置に活用した結果を示すものである。ただし、今後の実際の収穫現場では100kgプレーヤーの確保が必須となる。

 

 

■2006年の12月頃だったと思う。初めて飛び込みでほうれん草を売り込みにいったお店が、レストラン ラ・パルム・ドールだった。

■当時、「自分のオリジナルの技術でほうれん草を作る」ことに熱心であったが、出来上がったものが、いわゆる市場流通品と異なる性質があることが分かった。

■コモディティー商品(生活必需品)であるほうれん草は、「味」より「見た目」と「価格」が優先される。その結果、市場出荷では私のほうれん草は全く評価されず、それではと持ち込んだ近くのスーパーのバイヤーには、味なんかどうでもいいが、束ね方をもっと工夫してほしいといわれる始末。生粋の商売人ではない私は、この現状に憤りを感じ、次なる活路を目指しての第一歩を踏み出したのが津市内のレストラン等へのルート営業だった。

■その第一歩がレストラン ラ・パルム・ドールへの営業。突然のアポなし訪問に笑顔で快く対応してくださったのが、現在は総支配人として活躍中の切原真太郎さんだった。

■翌日には、副料理長の阪本勝治さん(現在は伊賀にあるビストロサンクhttp://s723.info/のオーナーシェフとして独立されている)からお電話いただき、畑まで足を運んで私のほうれん草を吟味していただいた。

■レストラン ラ・パルム・ドールのオーナーシェフの後藤雅司さんは、「料理の鉄人」に出演され、「塩の魔術師」として知られている。後藤さんには、その後、新聞の取材対応や、料理業界の方の紹介など、多岐にわたり大変お世話になった。

■しかし、ここ数年は、私の農業経営の試行錯誤の中で、直接プロの料理現場に足を運ぶことが少なくなり、疎遠になってしまっていた。

■その結果、私の仕事に何か物足りなさを感じることに気づき、昨年の12月、再び後藤シェフの元を訪ねたのだ。

■数年間のうちで、後藤シェフの環境も私のほうれん草も大きく変わっていた。今年の、1月には、私の農園で農薬を使わずに作ったサトイモ「サカエ1950」と、新作ほうれん草、ファイブスター「割り物三尺菊」をメニューに取り入れていただいた。

■先日、現在のスーシェフ木村力さんに、2月は、メニューが変わるので、1月とは違ったほうれん草を提供してほしいとの要望を受けた。色が濃くて甘さ控えめのストレートタイプをご希望されている。もちろん私のほうれん草は甘いものだけではない。ご要望があればどんなほうれん草だって提供させていただく準備はできている。

■「ほうれん草」+「情報」=「益荒男ほうれん草」が私の「益荒男ほうれん草」の定義なのだから。

●12月から3月は「益荒男ほうれん草」の出荷最盛期。

●只今、旬の「益荒男ほうれん草」は、「ゴールデン」タイプ、「アフロ」タイプ、そして「ファイブスター」タイプ。

●ジャグロンズのほうれん草、相変わらず見た目はスマートでありませんが、味に妥協はありません。

●ジャグロンズの隠れキャラ的ほうれん草の「高虎ほうれん草」も、全国神出鬼没で流通中。見つけたら即購入をお勧めします。

●直売会開始も、忙しすぎて叶いません。農場直接購入希望の方は、予約販売とさせていただきますので、ご連絡ください。

●問い合わせ先は、こちらまで→jagrons★gmail.com(★を@に換えて、ご連絡ください。)電話番号をお知らせいただければ、こちらから折り返し連絡させていただきます。