●皆さんこんにちは、ジャグロンズの藤原隆広です。「ファーム⋆ジャグロンズ兎農園2021夏の陣」。今年は、作期拡大のための新規作型への新たな挑戦というテーマで挑んでおりますが、なんと、もう秋の気配に包まれてしまってます。枝豆の収穫も残すところ、あと3ヘクタールを切りました。
●さて、今回は、先週、一気に収穫を終わらせた。大仙市の圃場を紹介させていただきます。品種は、ジャグロンズネーム「月夜の美郷」。この品種は思ったよりもじっくり成長する品種で莢が大きくきれいなエダマメでした。
●大仙市圃場は、農園本部から車で15分ほどかかる最も離れた圃場です。粘土質の圃場は、盆明けの高温乾燥期を過ぎても水不足による黄化現象が生じにくく、莢が大きくて香りの高い枝豆が生産できます。
●初めてここでエダマメを作ったときは、皆さんから、絶対にここでは無理とのアドバイスがありましたが、今年は、展示圃場並みの出来栄えでした。収穫の朝には地主さんである、蛭川さんのおばあちゃんから、「藤原さんに枝豆を作ってもらって本当に良かった。」といって、差し入れをいただきました。私も、難しい問題に挑戦して本当に良かったと嬉しくなりました。
●スケールメリットを生かしたい私にとって、この圃場エリアの魅力は、秋田県でも最も耕地面積の広いエリアの一つであることです。隣の農業委員会エリアまで、出張耕作する甲斐は十分にあります。また、四季を肌で感じてこの広い圃場で野菜を作るって本当に気持ちいいものです。それでは今回はこの辺で失礼します。さようなら。

◆最近、猫が兎農園内をうろついている。野良猫のようだ。

◆クロネコ(クロヒョウのようなネコ)が2匹、トラネコ(トラのようなネコ)が1匹、合計3匹いる。

◆睨み付けると逃げるので、目をそらして完全無視してみると、30センチ近くのニアミスでそばを通っても逃げない。

◆よほど居心地がいいようだ。

◆そういえば、彼らが現れてから、発芽したてのエダマメの苗の子葉がネズミに食べられなくなった。

◆最近、殺鼠剤が使われずネズミが増えているように思うが、さては、「クロヒョウ」と「トラ」が一役買っているのか?

◆傭兵として採用しようかな(餌やろうかな)?

◆昨日も雨、明日も雨、今日は雨の日に挟まれた貴重な晴れの1日でした。

◆今日は、ファーム*ジャグロンズ兎農園の圃場の一部をご紹介します。

◆例年は、アカシアの花が満開の時期にエダマメを植えつけているアカシアの森のエダマメ畑。2500坪ほどの面積です。

◆今年は花が咲く前に植え付け作業が終了しました。

◆耳を澄ましてください。なんだか、極楽浄土で鳴いているような鳥のさえずりが聞こえます。

☆彡➹オッと!巨大な野生のクロヒョウが現れました!!(フェイクです)

☆彡➷今日は、発送の荷物はありませんよ!(クロネコさん)

◆こんにちは、イケメン偏差値38、ジャグロンズのタッカーこと、藤原隆広です。
◆新しい出番や、活躍の場が変わった場合のトラクターは、タイヤの交換やホイール幅の調整などをする場合が多い。ジャグロンズのトラクターは概して大きいものが多いので、こんな時に自分でやろうとすると時間と手間がかかってしまう。なので、装備一式が備わったプロにお願いするのが合理的です。
◆今回のトラクターはヤンマーUS46。現在メインで稼働しているニューホランドTL90 with 230cmロータリーでの作業が終了したのち、エダマメ後半の零細圃場の耕耘に1.8mロータリーで爆速で活躍する予定。
◆小回りの観点から、現在ブリティッシュ・ブルドック並みに思いっきり両サイドに張り出したタイヤを、片サイド10センチずつ内側に付け替える作業を依頼した。
◆依頼先は、大仙市大曲にあるタイヤランド大曲の皆さん。今回は、店長の山田さん、ベテランスタッフの鈴木さん、フレッシュマンの佐々木さんの3名総出で作業に当たってくれた。トラクター等の作業経験が少ないというので、私が一緒に立ち会って作業に取り組んでもらうことになった。
◆今日は、2つのことに感動した。一つは、スタッフの皆さんが、初めての仕事にワクワクしながら取り込んでくれていること。「今までやったことがないからできません」などとは決して言わない。プロの鏡だ。
◆そしてもう一つ、3人のイケメンでホストクラブができる!!海老蔵さん似で歌舞伎役者風の男前の山田店長。そして、さわやかな笑顔が似合う男前、鈴木さん。さらには、癒し系のヤング・ボーイ佐々木さん。接客時のナイスなヘアスタイルにヘルメットをしっかり被って、一気に作業を終了させてくれた。
◆安い、親切、男前。この3拍子揃ったタイヤ屋さん「タイヤランド大曲」。特に、農業女子の皆さんにお勧めです。ちょっと覗いてみるだけできっと元気が出ますよ!!
◆色んな無理難題にも喜んで対応してくれる「タイヤランド大曲」さん。長距離移動を伴うジャグロンズの大型トラック類の足回りは、ここにお願いすることに決めています。
◆最後に、秋田美人で有名な秋田県ですが、私が高校生時代は、男子高校生の平均身長が47都道府県で1番でした。身長が高いことだけでなくイケメンも多い秋田県。身長かろうじて160センチ越え、イケメン偏差値38の私が言うのには説得力が足りないように思いますが、、。ぜひ、他県の皆さん、コロナが終息したら秋田に遊びに来てください!!

●皆さんご無沙汰しております。4月下旬から始まった、秋田美郷ファームジャグロンズ「兎農園」でのエダマメ生産。

●天候の合間を見ながらだいぶ作業がはかどりました(もうすぐ3ha突破します)。今年の取り組み方針は、大きな圃場から進めてゆくこと。

●毎回同じ繰り返しのようで、少しずつ工夫を積み重ねてゆく。何か料理の世界に共通している感じがします。

 

★ジャグロンズ自慢の、えだまめの苗☝👇

★👇自社オリジナルブランドの移植機「センジュキャノン」で畑に乱れ打ち!!128穴セルトレイで育てた野菜の苗は、カードリッジに詰め込まれたマシンガンの弾のようなもの。ファーム*ジャグロンズ「兎農園」2021夏の陣では、スポーツ同様の平和な戦いに取り組みます。

★☟まだ、西にそびえる霊峰「鳥海山」は真っ白な雪をまとっています。

 

 

 

●ファーム*ジャグロンズ兎農園は2011年(H23年)夏に、本格的なエダマメ生産農園として誕生しました。過去を振り返ってみると、あの時代はあの時代で精いっぱいやって最適解に近い活動ができたと思います。
●しかし、今それを始めようとしたら、、、、ぞっとします。時代が違うのです。農業経営を取り巻く、外的要因、内的要因、答えはあるようでない。そんな大海原を航海するように、ジャグロンズは帆を張り続けます。
●毎シーズン同じ事をしていると、時代の波に取り残されてしまいます。5年前の取り組みを今やっていたら、、残念ながらジャグロンズの存在価値が疑われます。
●しかし、標高と緯度を活用したモノカルチャー的野菜専門作農業に取り組んだ足跡は、複合経営で日本の農業を支える生産者の皆さんに役立つものとの確信を得ています。
●そして、それぞれの経営面積にあった技術情報などのコンテンツも私たちの資産として大切に残してゆきたいと考えています。
●人生、自分一人で航海しているようで、そんなことはありませんでした。人との出会い、自然環境、時代背景など、色んな条件が組み合わさって風が吹きます。時には追い風、そして逆風が吹きます。
●追い風は、経済的にプラスに働きますが、向かい風は、技術の大きな発展につながるきっかけを与えてくれます。それらの様々な風を五感で感じで、上手く帆を張る。それが帆船ジャグロンズ丸のキャプテンとしての私、藤原隆広の使命です。

◆秋田の今年のクリスマスはバッチシ「ホワイト」。

◆現在、私、三重県津市滞在中ですが、秋田は爆雪、手作りトラクタ庫が1つ大雪でやられた模様。

◆豪雪地帯は、万全のインフラ完備で、いくら雪が降っても大丈夫!!人口密度も低いので冬の観光には絶対おすすめですよ。コロナがひと段落したら、「ぜひとも、遊びに来てたんせ。」

 

★ファーム*ジャグロンズ兎農園2020夏の陣を振り返る★

◆「シッパイマン」の今年の最大の失敗は、4月下旬の長雨による植え付け作業の出だしの遅れから来る、収穫時期中盤以降の出荷面積の急激な増加に出荷調整管理が追いつかなかったこと。これに尽きる。
◆「シッパイマン」の今年の収穫は、これまでの「レガシー」であった、2条植え、3条植え栽培体系を脱却し、「枝豆6条植え栽培」に成功したことだ。これにより、松元式収穫機ヴァリアントの作業効率が大幅にUP。1時間の作業効率をミツワ式を用いていた従来の生産体系の10倍(昨年比では2倍)に飛躍させることができた。
◆ここ数年の枝豆の出荷期間は35日程度、そして今年明らかになった、現状での出荷能力は、Max1.5トン。冷静に考えても40〜50トンの出荷が可能なはず、しかし、今年はそれができなかった。
◆「シッパイマン」は、すぐにシッパイの原因がわかってしまう。だから次も挑戦する。しかし、道なき道にはシッパイの罠がいっぱい仕掛けられている。シッパイのトンネルに入って久しいここ数年。そろそろ再ブレークのチャンスが来てもいい頃だ。
◆「来年こそは!」という気持ちで、現在、健康管理に気をつけて日々の営みを淡々とこなしている。

2020年9月28日 ジャグロンズのシッパイマンこと、藤原隆広

★現在、続きを編集中です。中編(イケイケ前進飛躍編)、後編(最大の壁、移行障壁突入編)、未来編(私達の未来への展望)。
◆私達ジャグロンズのこれまでの取り組みをご紹介させて頂きます↓。