◆本日の益荒男ほうれん草。ファイブ・スター&ゴールデン・スター(ブラックタイプの低温超熟成タイプ)の収穫後の根元の切り口から、メープルシロップのような溢泌液(いっぴつえき)を発見した(↑)。

◆早速その液を糖度計で測定したところ、24度。目を疑った。その後さらに2回計測したところ26度と25度であった。平均25度。これはジャグロンズレコード(溢泌液参考記録)だ(↓)。

◆通常の測定方法で葉柄基部の搾汁液(さくじゅうえき)を計測したところ17度であった。これはメロンと同等の数値である(↓)。

◆少量限定出荷!!ではあるが、白ラベルの「益荒男ほうれん草」が2月9日夕方に東京の伊勢丹新宿店に8kg数量限定で流通する予定。見つけたらぜひお試しあれ。

◆ほうれん草マニアの皆さん。こんばんは。

◆深夜のほうれん草講座はじめます。

◆今回はロゼット系益荒男ほうれん草の識別方法についての情報提供。

◆「益荒男ほうれん草」には大きく5つのタイプがある。即ち「ゴールデン」(G)、「ブラック」(B)、「レッド」(R)、「アフロ」(A)、「5☆(ファイブスター)」。

◆G、B、Rの3タイプは、ストレート系(上に縦長に伸びる草姿、一般的なほうれん草の姿)、そして、Aと5☆は、ロゼット系(タンポポの地上部のように地べたにべったりと広がる草姿)に属する。

◆今回は、「アフロ(A)」タイプと「ファイブスター(5☆)」の見分け方について解説する。

◆写真上のほうれん草が「アフロ」タイプ、そして写真下のほうれん草が「ファイブスター」タイプ。2つのほうれん草の大きな違いは、葉の表面の凹凸。アフロは凸凹が多くちじんだ葉っぱなのに対して、ファイブスターはつるっとして黒光りしている。いずれも肉厚で濃厚な味だが、プロの料理人のお客さんからすると、用途が大きく異なるようだ。

◆「アフロ」は、従来からある「ちじみほうれん草」の種類に属するが、「ファイブスター」はこれまでになかったジャグロンズオリジナルのまったく新しいタイプのほうれん草だ。3年ほど前に東京新宿の伊勢丹地下1階でブレークし人気を博して以来、ディープな益荒男ほうれん草フリークのお客様の仲には、熱狂的なファンが存在するほど。

◆以上、今回は「アフロ」と「ファイブスター」の識別方法についての解説をさせて頂いた。

☆ここまで読んだあなた。これで「益荒男ほうれん草」マニアの世界にもう1歩足を踏み入れてしまったようだ。次回、乞うご期待あれ。

 

◆収穫時期までに、生育が間に合わなかった個体。そんなほうれん草がたまにある。

◆次の作付けのための耕運作業前に、小さく育ったほうれん草を見ると、平気で鋤き込む(土を耕起して土の中に入れてしまうこと)ことがどうしても出来ない。昔あった、消費者金融のコマーシャルで小さな犬に見つめられるシーンのような情景にひたってしまうのだ。

◆畑に大きな石があったら拾ってしまう。それに似た気持ちでもある。そんな気持ちが湧き上がるのは、農民のDNAのせいなのかもしれない。

◆こうした気持ちを科学的に解析してものづくりに活かしてゆければ、野菜を食べる多くの皆さんに感動とい形で伝わるのではないかと思っている。

☆こんなにあった。これはスタッフのみんなで分けていただいた(↓)。

◆冬の季節は、かなりの頻度で、霜が降るため(下記リンクサイト参照)、朝に収穫作業をするには都合が悪い。

http://jagrons.com/2017/12/23/737/

◆私たちは日暮れ前の、収穫がもっとも合理的と考えている。

◆しかし、翌日が雨の予報の前日は大変だ。収穫作業が日没後に及ぶこともある。

◆自然の中で天候の変化という波にうまく乗りながら結果を出す。それが、ジャグロンズの露地野菜生産。

◆作業の一つ一つは単純に見えるが、捉え方によってはひとつひとつの作業には深みがあって奥深いものである。

☆写真は、ブルーマン(手だけ)による日没後の収穫作業の様子(↓)。ファイブスターも、生でかじってアクがなくいよいよ出荷GOだ!!マニアの皆さんお待たせしました!!

◆今年の「益荒男ほうれん草」アフロタイプ。これは台風21号の影響で、晩生生育になった個体。

◆このずっしりとした感触盛り上がり感がすばらしい。私が美しいと感じるほうれん草個体のひとつ。

 

◆「松阪牛」の霜降りならぬほうれん草の霜降り。(ちょっと違うか?!)

◆ここ数日毎日ほうれん草の葉っぱの表面がバリバリ凍っている。

◆ここから先は収量は望めないが、糖度が上昇していく。

◆ヒヨドリに気づかれる前に収穫しなければならない。

◆夜の帳が下りた頃、ひっそりと繊細な料理に舌鼓を打つ。そんな食事を楽しめるお店が「緑彩」さん。

◆これまでも「益荒男ほうれん草」の個性を引き立てる数々の料理を作っていただきました。

◆今年は、えび芋系里芋「サカエ1950」で何か面白い料理を作っていただいてるようです。

◆「緑彩」さんは、昼夜完全予約制(電話059-229-2321)。大将の伊藤さんが作った真剣勝負の料理と女将さんのおもてなしをご堪能ください。

◆只今出荷中の益荒男ほうれん草は「ブラック」タイプと「ミニラオ」タイプの2タイプ。

◆糖度は、「ブラック」が10度(Brix%)、「ミニラオ」が15度(Brix%)(測定方法:出荷状態の最大葉の葉柄基部の搾汁液をアタゴ糖度計で計測)

◆(写真説明)「ブラック」タイプ(写真左)も小さめだが、「ミニラオ」タイプ(写真右)はもっと小さい。

 

●2年前から、ご縁がある豊橋の渥美フーズさん。今回は、バイヤーの岡村さんに農場見学に来ていただいた。

●「とびっきりこだわった野菜を、お客様に届けたい。」そんな気持ちでこだわり野菜を探しているという。

●今回のメインイベントは、ミニラオほうれん草の生齧り。そして、皮をむかずに食べられるシルクのような滑らかさのサトイモ「サカエ1950」の試食だ(実際は蒸してから手で皮をむいて食べる)。

●これまでに納品実績のある「益荒男ほうれん草」と「月兎豆」のほか、「サカエ1950」にも興味を持っていただいた。

●最後のお約束イベントは、クラシックトラクターに乗っての記念撮影。今回はDB880とMF185のエンジンのサウンドを聞きながらの記念撮影。誰もが童心にかえりついつい笑顔をもらしてしまう魔法の乗り物だ。(2017年12月6日)

●現在出荷の中心になっているのが、小さな益荒男ほうれん草、通称「ミニラオ」タイプ。形は、山菜の「たらの芽」に似ている。現在の糖度は13~14度(Brix%)。小さいながら、野菜の未知なる力を秘めている益荒男ほうれん草の仲間だ。

●通称「コールデンイエロー」タイプや「ブラック」タイプのようなストレート系の益荒男ほうれん草の中でも、丈が小さく、ずんぐりとしたものの総称が「ミニラオほうれん草」。今回のミニラオは軸が真っ赤で寒さの中で育った感をアピールしている。

●しゃぶしゃぶはもちろんのこと、ころもにつけててんぷらでもいけるユニークな益荒男ほうれん草でもある。短いが、脇から出ているわき目には、抗酸化活性のあるアスコルビン酸(ビタミンC)などが豊富に含まれていると考えられる。年内で、ミニラオは終了の予定。この機会に皆さんもぜひミニラオほうれん草をお試しあれ。