◇2020年2月18日、ファーム*ジャグロンズ安濃津農園で積雪のある初雪を観測。

◇霜が降っても、雪が降っても、ほうれん草は逞しく育っている。

☆⤴鹿さんマークのトラクター(ジョンディア)、これにつられて鹿さんがやってくるような不吉な予感!

☆⤵この圃場はアフロタイプ、すでに半分は出荷済み、3月上旬もバンバン出荷します。このアフロ「甘いよ~甘いよ~」。また、糖度を測ってお知らせします。

 

☆2週間前の出来事。

★2月14日、益荒男ほうれん草ファイブスター(Type 3,太田4番圃場で収穫)

★刈り取り収穫後の翌日、切り口から滲み出る溢秘液(いっぴつえき)を発見。メイプルシロップのようなとろっとした状態の液汁を糖度計にとって計測すると、24.7度(Brix%)と表示。何ということだ、こんな現象は初めてだ。

★2月20日ごろに益荒男ほうれん草をゲットされた方は、このほうれん草を食べて頂いたと思います。

★通常の糖度計の計測は、葉柄基部の搾汁液なので、今回の記録は、ジャグロンズレコードの参考記録として記録します。

☆↗切り口の直径は約1cm

☆↘突然の出来事にカメラを取りに行っているうちに、自動OFFで24.7が消えていた。この画像は再度計測した時の数値。少し高めに出ている。

☆↘益荒男ほうれん草「ゴールデンタイプ」

●「お久しぶりです。先日、新宿伊勢丹地下で藤原さんのほうれん草を見つけました。ずっと続いていたんですね。すごい。塩谷」

● 昨日、懐かしい方からメールを頂いた。青森の塩谷さんからだ。

● 益荒男ほうれん草が誕生して間もない頃、公的支援を受ける中で、サポートを頂いた先生で、現在は大学の先生をされている。

● 伊勢丹新宿店は「益荒男ほうれん草」が世の中にデビューした記念のお店。デビューに当たっては、伊勢丹新宿店バイヤーの村山慎一さんとの出会いが大きかった。

●前職の研究所時代に開発したオリジナルの栽培方法とそれに伴う「内部品質的優位性」と「外観的不完全さ」、長所を伸ばして、短所を最小限にとどめる。このために提案して頂いたのが、「ほうれん草の量り売り」販売である。

●量り売り方式は肉と同じ販売方法。現在も「日本で唯一」、いや、「世界で唯一」益荒男ほうれん草の量り売りを実施しているお店は、伊勢丹新宿店の地下生鮮売り場だけである。

●あれから10年、変わらず継続してお店に並んでいる「益荒男ほうれん草」をご覧になった塩谷さんは、「すごい」と言ってくださった。

●しかし、何も変わらなかったわけではない。5年目には、それまでのほうれん草とは全く異なる前衛的なほうれん草「ファイブ・スター5☆」をリリース。これも、伊勢丹新宿店で新作デビュー。積極的に取り扱って頂き、今日の益荒男ほうれん草の人気商品の1つとして認知されるようになった。

●今でも心に響いている村山さんの言葉がある。「値段は下げなくてもいいから、もっともっと素晴らしいものを目指して下さい。」それは、「あなたにしかできないほうれん草づくりを追求して下さい。」と言い換えて捉えることができる。

●今も私は、今日のほうれん草に、満足と不満を抱えながら、ちょっとだけ遊び心をスパイスとして加えて、明日の益荒男ほうれん草づくりに邁進している。

☆↗益荒男ほうれん草「アフロタイプ」

☆↘益荒男ほうれん草「ファイブスター5☆タイプ」

◆忙しいときは、簡単パスタ。明太子ソース。今回使用したのは、小さな益荒男ほうれん草、その名も「ミニラオ」。さっと湯がいてそのまま乗せてみました。南高梅を加えるのが視覚と味覚へのアクセントです!

◆生で食べて美味しいほうれん草、益荒男ほうれん草「ゴールデンタイプ」。しかしどれくらいの量まで食べられるのか?

◆今回は、私が被験者になって、どこまで食べられるか人体実験に挑戦した。

◆材料:↘量は大きい株2株、重量135g1袋弱。赤い部分はサラダから除いてたべることにした。

◆方法:ベーコンやハムなどを持ち合わせてなかったため、いつものフレンチドレッシングで素のままサラダで食した。↙下の写真は、3分の1くらいたべたあとでドレッシングを追加したところを撮影。勇んでしまってはじめに写真を取るのを忘れてしまった。

◆結果:110gを超えたあたりから厳しくなってきた。予め準備していたはちみつで煮込んだかぼちゃと、ヨーグルトをたべながらなんとか完食。↙

◆考察:ハムやベーコンがあったらもっと美味しく完食できたかもしれない。今回は、2人前に匹敵するビッグサラダをドレッシングのみで食したので、限界点が早めに到来したものと考えられる。今回の調理方法では、私の限界点は110gと判定。

※よい子の皆さんは真似しないで下さい。

※今回の結果は、あくまで個人の感想でありすべての皆さんに該当するものではありません。1事例としてお受け下さい。

※たべ過ぎ注意です。私は、草食系男子になりかけました。肉や魚もたべましょう。

★完★

◆先日、伊勢丹新宿店地下1Fにある生鮮野菜売り場の小林さんからメッセージが届いた。その一部を抜粋すると、「ほうれん草は、絶好調に売れています。」とある。今年の「益荒男ほうれん草」トレンドはゴールデンタイプ。苦節12年、このほうれん草の美しさがわかって貰える時代が来たようで嬉しい。

◆オイシックスへの納品も開始、ハードな毎日が始まった。

◆1月〜2月はほうれん草出荷のピーク、農場の現場は将に「ブートキャンプ」だ。ボビー大佐はいないが、上半身下半身、かなり鍛えられる。この1ヶ月でいつの間にか3kgの減量にも成功、もう一息頑張ろう、夢の5kg減量できるかな?

◎今年の、天候は、雨が多く、収穫のタイミングが難しい、ちょっとの油断で、泥付きのほうれん草を出荷しなければならなくなる。細心の注意を払って、その時期、その時のベストの状態でほうれん草を出荷することに全力で取り組んでいる。

◎私の農業スタイルは、「ネイチャー・サーフィン」、風の有無、風の向き、雲、そんな自然を肌で感じて、作業工程を組み立てる。無駄を極力なくして、そして、ジャグロンズレコードが出たときは、達成感も一際だ。

◎ジャグロンズの農業スタイルはスポーツに似ている。「ベンチマーク」を意識して、日々コツコツと進歩させる。そうして、大きな波すなわち「ビック・ウエーブ」が来たときは、それを正面から乗り越える!!それがまさに「イノベーション」につながる。「大きな波」は、スタッフの人数が減ったとき、取引先との対等なビジネス関係が崩れたときとか、そんな一見、「不利な環境」に見える状態だが、私はそんなときに大きな飛躍を成し遂げてきた。というか、そんなときでなければ力を発揮できない人間だ。

★最近、面白いなと感じるのは、「ビジネス・サーフィン」、ビジネスの環境も日々刻々と変化している。いろんな波にチャレンジして、波を捉える「キャチ・ザ・ウエーヴ」ができたときの達成感は素晴らしい。自然のかなでのものづくりと、経済社会でのビジネス。この2つの草鞋(わらじ)を、履きこなすことが、現在の私の目下の関心事である。

◆伊勢丹新宿店の「益荒男ほうれん草」ファンのお客様、そして、全国のオイシックスユーザーの益荒男ほうれん草ファンの皆様、今シーズンもよろしくお願いします。

◆「ゆかりんご」さんの投稿を見て、どうしてもほうれん草の牛乳料理を作りたくなった私。

※「ゆかりんご」さんの投稿はこちら→https://www.facebook.com/yukari.fuwa/posts/2658133240931743?comment_id=2658488517562882&reply_comment_id=2660378434040557&notif_id=1579082672269518&notif_t=feed_comment_reply

◆しかし、、、」冷蔵庫にあったのは200cc足らずの牛乳のみ。クリームシチューに150cc、ラーメンに50ccしか使えませんでした。

◆そしてできたのが、こちら↓

★牛乳ラーメンのベースは塩ラーメン。

★結論★

●見た目は美味しそうにできましたが、今回は、大失敗!!ほうれん草が口に刺さるっ!!あ〜失敗!牛乳の量が足らなすぎました。

●そしてもう一つ、洗いが足りませんでした。ほうれん草のアクは、大きくシュウ酸と硝酸イオンからなると考えられていますが、益荒男ほうれん草は、硝酸イオンは究極に少ないのですが、シュウ酸が男前に多いことがあります。しかし、植物体内のシュウ酸は、表面の白いつぶつぶとして体内に析出していることが多く、よく洗うことでアクを少なくできるのです。

●今回は、軽く洗って、しゃぶしゃぶ並の茹で時間だったことから、シュウ酸対策が不十分だったように思います。今回の失敗を次回に活かしてがんばります。それではまた、おやすみなさい。

《追伸コラム・・・私と牛乳ラーメン》

◆学生時代によく行った、神奈川県藤沢市の藤沢駅の近くの路地裏にある「こぐまラーメン」、ここのメニューの牛乳ラーメン。美味しかったな〜。

◆そして、秋田県仙北市角館にあるラーメンショップの「白いラーメン」これも牛乳ラーメンだが、かなり美味しい。私の好きな2大牛乳ラーメン。

◆今回の私の牛乳ラーメンは、足元にお及びませんでした。次にもう一度チャレンジします。

◆第3回、第4回「チャリティー販売会」を敢行します。

◆ギュギュと詰まった1週間分の「益荒男ほうれん草」!! 限定17個をワンコイン販売!!

◆1回で運べる限界量を持って参上するでござる!!下記暗号文を解読できた方は宜しくお頼み申す!! 忍者「タッカー」より。

※くノ一、コニ丸!?からのチャリティー報告はこちらじゃ!!→https://ameblo.jp/sunnyside-konitan/entry-12567211302.html【昨年は21人!! 超イイね〜っ!!】

◆「ジャグロンズの農家めし」、DIGO流に表現するとJNM。

◆忙しすぎる毎日です。こんなときは、食を粗末にしてしまいがち。今日もほうれん草食ってがんばりましょう。

◆男の手料理は時間がないので、15分以内にできる料理が暗黙の了解です。やはり、この時期の益荒男ほうれん草はサラダに向いています。

◆今回のメニューは、益荒男ほうれん草ブラックタイプの生サラダとゴールデンタイプのソテーでダブルのほうれん草料理をワンディッシュで仕上げました。

★★料理名:益荒男ほうれん草の生サラダ&ミニサイコロ鶏肉のソテーゆかり風味 ★★

★使用材料:

●益荒男ほうれん草(ブラックタイプ・甘さ控えめ系&ゴールデンタイプ・甘さ控えめ系)それぞれ50g

●鶏肉(鶏ごはん用)少量1パック

●三島のゆかり(しそご飯用)

●フレンチドレッシング(キューピー)

★使用調理器具:

●包丁とまな板&フライパン小

★↗ゴールデンタイプの軸は鮮やかな紅紫色、食欲をそそります。軸を縦に切って洗うのがポイント。味付けは、塩コショウの代わりに、しそご飯用の「ゆかり」を使用。優しく風味豊かな味付けにアレンジしてみました。

★↗ハードなテクスチャーが特徴のブラックタイプのサラダにも、やっぱりフレンチドレッシングが合います。益荒男ほうれん草の触感をハードとソフトの両面から味わいます。

★↘オイシー、おいしい、美味しい〜〜!@益荒男ほうれん草の時短料理。味も妥協はしていません。ゆかり風味の鶏肉ソテー、塩に頼らず、少量の塩分を含んだゆかりの風味とそれに引き出される鶏肉の旨味。また一つ新しい味を知りました。今回も我ながら大成功!!おいし〜よ〜!!

★ジャグロンズの「益荒男ほうれん草」、あなたのライフスタイルにいかがですか?

※「益荒男ほうれん草」は、ジャパン・アグロノミスツ株式会社の登録商標です。

◆「益荒男ほうれん草」秘伝File003 数値で紐解く!!その3《アスコルビン酸含量と硝酸イオン濃度》

★ほうれん草のこの2つの品質成分にに関しては、過去に、かなり詳しく掘り下げました。ちょっと、大変ですが今回は私の世界の深〜いところまでご案内します。

★その前に、少しだけ浅〜く「益荒男ほうれん草の実力」のビタミンCと硝酸イオンに関する解説をさせて下さい。

●葉物にもかかわらず、益荒男ほうれん草のビタミンC含量は156mg/100gFWとイチゴの2倍の量を含んでいました。サラダで食べると効率よく摂取することができますが、アクが大敵!!

●これに関しては益荒男ほうれん草の硝酸イオン濃度は、なんと市販のほうれん草の25分の1!!驚異的な少なさです。生で食べてもアクを感じないわけですよ!アクの成分は硝酸イオンとシュウ酸イオンなどからなると言われていますから。

●実は硝酸イオンを出荷前にぐっと落として絞ってくるというのが益荒男ほうれん草を作っている「畑の魔術師」タッカーのマル秘テクニックなのだ。以上、益荒男ほうれん草の実力に関する解説は終了!!それでは、深い世界へ、Let’s go !!

★内容とテキスト量ともに、これまでにないボリュームです。気合を入れて読む必要があります。入り口にいるあなた!!頑張ってください。

★先ずは、園芸学研究に掲載された私の論文を紹介します。そこに、ディープな世界があるからです。下記の水色のイタリックボールドテキストをクリックしてください。そして、PCの画面、またはプリンターでプリントアウトして読んでみてください。

★眠れない夜にピッタシの内容ですが、最後まで読んだらあなたも「ほうれん草ツウ」。自信を持ってほうれん草マニアを公言してください。

タッカーの原著論文2005園学研347

 

《ちょっと、寄り道。研究時代のエピソードに関するコラム》

★はじめに★

●私は、約12年間の研究所時代、合計40回近くの学会発表を行いました。そして30報以上の原著論文を発表し、うちファーストネームで発表したのが19報。今回紹介させていただいた論文は、私の本流の研究の内容ではありませんでしたが、今になってみると国会図書館に保存されている私の論文の中で最も多く引用されている論文になっていることがわかりました。

●今回のコラムでは、この論文にまつわるエピソードを紹介します。

★研究の経緯★

●平成13年から18年にかけて、私は主任研究官として在籍した農林水産省 近畿中国四国農業センター(現・西日本農業研究センター)野菜部野菜栽培研究室で、中山間地及び都市近郊農業の振興のための野菜の栽培技術研究がに取り組みました。更に詳しく言うと「ほうれん草を中心とした葉菜類の品質向上のための栽培技術に関する研究の遂行」、それが私に与えられたミッションでした。

●しかし、どこを探しても、生活者が実際に消費している野菜の品質に関する詳細な調査は行われていません。そこで私は、実際に街で売られているほうれん草を購入して、人体への健康の面からプラスの成分であるアスコルビン酸(ビタミンCの物質名)とマイナスの成分である硝酸イオン濃度の2つを周年調査させてくださいと研究室長である上司の熊倉裕史さんに、直訴しました。

●私の研究室のミッションは、栽培技術の開発とうい縛りがありましたから、この調査に研究室の研究費は使えません。そしたら、なんと、ほうれん草を購入する費用を熊倉さんのポケットマネーから私費で出して頂いたのです。さらに、パート職員の大田智美さんは、仕事が終わってからの勤務時間外で、ボランディア活動として複数のスーパーを回って出回っているすべてのほうれん草を買ってきてもらえたのです。

●私の思いに共鳴してくださった私と同じ戌年で一回り先輩の熊倉さん、大田さん。このような両氏のご協力がなかったらこのコンテンツという財産を世の中に残すことはできませんでした。感謝しています。

★発表時の反響★

●当時、研究者として乗りに乗っていた私は、学会発表する前に論文を投稿していました(普通は、学会発表を終えてから論文投稿の準備に取り掛かることが多い)。

●論文審査中にどこかの大学で開催された園芸学会で口頭発表に望みましたが、実際の発表会場にはそれまでに見たことのない人数のオーディエンスが優に100人超え。この内容に対する関心の深さを改めて感じたことを昨日のように思い出します。

●ところが、この発表を仕切っていた、チェアマン(九州地方の国立大学の大御所教授だったと思います)が、私が発表を終えるやいなや、一方的に研究内容を批判する発言で一蹴したのです。反論のチャンスも与えられず、私はがっかりしました。

●しかし、捨てる神あれば拾う神あり。学会誌への投稿論文の査読のレフェリーが、内容を理解して前向きに応援してくださるコメントを多数くださいました。そして、合格!!2005年に晴れて学会誌「園芸学研究」に掲載されたのです。

●投稿論文の審査は、2人の覆面レフェリー(覆面レスラーではありません)が、内容的、論理的に厳しいチェックを行います。国公立の研究所からの投稿では、大学の教員がレフェリーになることが多いのですが、どなたがレフェリーだったのかは私にはわかりませんが、審査してくださったレフェリーのお二人には感謝しております。

★発表当時の私の思い★

●論文の中身に関しては、今回はあえて解説しません。しかし、今回紹介させて頂いた、原著論文の考察の最後にある、「生産者は来るべき日に備えて、高品質で成分変動の少ないほうれん草の安定生産に取り組む必要があろう。また、同時に研究と技術開発の成果をこれまで以上に生産現場へ活用することが、産業をしての競争力のある強い日本の農業生産を実現する上で不可欠と考えられる。」との記述は、過去の私が、現在の私に送った、心にグッとくる強いメッセージでもあります。

●私は、まだブレていません。少しだけ自分を褒めてあげたい気持ちになりました。未来の自分に悔いのない日々を過ごそうと兜の帯を締めました。