★昨日、大仙市の熊谷果房さんから、果樹園で取れたてのブルーベリーを購入させていただきました。
★すごいです。大きくて粒がそろっていて、熊谷さんご夫婦のおもてなしの心がたくさん詰まっていました。
★食べた感想は、「優しい甘さと、平和な味わい。」イチゴでいうと、「極上の章姫」のようなジャンルに入ると思いました。
★なぜなら時に、ブルーベリーは過激なまでの酸っぱさを売りにするものもありますが、熊谷果房のブルーベリーは、この過激さを抑えて、小さな子供からお年寄りまで喜んでたくさん食べられるように、仕上げられていたからです。
★熊谷果房さんのこの作品(ブルーベリー)。私なら、「ピースフル・ベリー」と名付けます。平和なおいしさ、平和な世の中で食べられる味、物騒な世界情勢の昨今だからこそ、この作品は、世界平和の実現に対する思いをアピールしていると感じました。
★ご馳走様でした。

☆「ドライバホリック」☆
基本定住型の農耕文化、しかし私たちの農業スタイルは標高と緯度を活用したユニークな農業スタイルを目指している。秋田に軸足を置いている今の季節でも休日を利用して三重の農場にふらっとやってきてしまう。時間が取れる場合は自動車で景色を見ながらマイペースでの移動が楽しい。中毒になってしまった。いわゆるドライバホリックの状態だ。常に泳ぎ続ける「マグロ」のような私のライフスタイルである。
☆豪雨の影響☆
現在、三重の農場では、カーボンニュートラルを意識した新しい土づくりに挑戦している。それぞれの圃場の土の中にある雑草の種子から発生した雑草を成長させてそれを土に還元する試みだ。これは、雨の多い季節の土の中にある窒素成分の流亡を防ぐとともに、空気中の炭酸ガスを吸収・固定させることで土の中のC/N比を高める方法だ。この方法によって土中フローラを豊かにすることができる。急用かつ短期間で秋田⇔三重県での移動の際は、新幹線を利用することが多い。今年はここ直近2回の移動で2回とも新幹線の運航見合わせに遭遇した。前回は名古屋から東京へ向かう新幹線が三河安城での豪雨により30分ほど運休、今回は、東京発名古屋方面行きの新幹線が新横浜小田原間の豪雨のため、1時間の運航見合わせに遭遇した。降る所にはいらないくらい雨が降っている。
☆かつてないほどの乾燥☆
秋田県の内陸部にある「ファーム*ジャグロンズ兎農園」がある美郷町・大仙市エリアは、これまでのエダマメづくりの歴史上かつてない干ばつに見舞われている。例年ならば私たちよりも早い時期に出荷しているエダマメ生産者団体や、直売所出荷農家さんもまだ全然出荷できていないという現状だ。土の中の水が足りなくて、生育初期の草丈が伸びず、さらに開花・着莢後の莢の成長と肥大が全く進まないのだ。少し大げさに言えば「サハラ砂漠のサヘル地域かここは!!」という感じだ。今年の秋田県産のエダマメは「未曾有の凶作」になるのではと危惧している。兎農園のエダマメの出荷は7月下旬から予定しているが、草丈の矮化に悩まされそうで心配している。

★投票は終えた後ですが、投票マッチングというものをやってみました。
★こんなんでました。結果、へーっつすごいなあといった感想です。
★上位3つの政党の結果から、自分の投票行動が自分の考えを反映した行動としてそんなに間違っていないことが分かりました。

 

★安倍晋三さんが、撃たれて死んだ。平和慣れしている私たち日本人にとっては、ありえない出来事が起きた。
★私が思い出すことができるこれに似た直近の事件は、1980年のジョンレノンの銃撃殺害事件。
★政治家、実業家、一般ピープル。いろんな方面から、追悼の言葉が捧げられる一方、ごくまれに心もとない言葉が耳に入ることがある。
★故安倍晋三さんのこれまでの実績に対しては、賛否両論、大きく分かれる。私は政治家としての安倍さんの仕事に対して大きく評価しており、もうひと頑張りして、「日本を取り戻して」欲しかった。
★一方で、安倍さんを批判する人は徹底している。安倍さんに会ったこともないのに酷く批判的な人を目の当たりにすると、その人が誰かに騙されているのではないかと不安に思うことがある。その人からすると、私がメディアに騙されているのだろうか?それはわからない。
★物事は、まったく同じものでも見る人の心や見え方が違うと、まったく違うものに捉えられてしまう。未来のニッポン大丈夫だろうか?
★民主主義国家だと自由と公平な選挙がある。前回の参院選の投票率は48.8%と有権者の半分以上が投票を棄権している。私もその一人だった。
★60~70%位の投票率の世の中になったらもっと世の中も良くなるような気がする。今回の事件で、投票率は少し上昇するだろうか?今日の選挙結果を注視している。
★安倍晋三さんのご冥福をお祈りします。

◆こんばんわ、ジャグロンズの藤原隆広です。昨日10月3日午後、津センターパレスにて、無事コロナワクチンの2回目が終わりました。歴史的な出来事となったコロナ過の中で、無駄なく淡々と進められる接種会場の運営にあたっておられる皆さんに感謝です。
◆同世代や、多くの同業者がけっこうな確率で発熱の副作用を発症していること、そしてすでに接種を済ませた同世代の仲間から、十分に気を付けるように口酸っぱく言われ。新総理大臣に倣って、人の話をきいて、慎重に慎重を重ね、本日は何もしないと決め込みました。
◆現状、薬等の服用なしで、朝の血圧128-80脈拍61、体温35℃台、腕は少し痛みます。熱はありませんでしたが腕が痛かったので朝食後に、ロキソニンを2粒服用しました。
◆念のため、夕方までは何もせず、冬眠中の亀のように過ごしました。夕方を過ぎても腕の痛みや熱の症状は現れず、2回目のロキソニンの服用は見送っている状態です。
◆さて、コロナワクチン2回目接種ご2日目にあたる明日の症状はいかに。何かあったらまた報告させて頂きます。おやすみなさい。
●9月15日、秋田でのエダマメ収穫のラストスパート真っ只中の14日の翌日のこと。見つけてしまった。出来立てほやほやの足跡を。大きな獣の足跡だ。
●前日は、真っ暗になるまで収穫作業をし、歩いてこの道を帰ってきた。いや、怖いので、走ってここを駆け抜けた。
●もしかしたら、ばったり会っていたかもしれない。茂みの中からじっとこちらを見ていたのかもしれない。
●かなり大きな足跡だ。クーマか?それともカモシカか?

●2021年9月24日、「ファームジャグロンズ兎農園」最後のエダマメの出荷が終了しました。
●今年は、昨年の反省を踏まえ、栽培したエダマメをほぼすべて出荷することに成功しました。(反省を踏まえたので轍を踏みませんでした(笑))
●しかし今年も、反省点はあります。15haの栽培面積なのに、出荷量が40tに達しませんでした。その理由は以下の3点に絞ることができます。
①収穫時期がわずかに早い時期にイケイケで収穫したため出荷したエダマメの単収が少なくなってしまったこと。
②小区画の農地が多いため、枕地の割合が多くなってしまったこと。枕地とは機械作業に必須の作業スペースのことを言います。ジャグロンズの機械化規格では縦方向3m横方向1.8mほどのスペースが必要です。10a以下の小さな圃場や非長方形の圃場では、圃場面積に占める作物栽培面積の割合が極端に低下してしまいます。
③ハーベスタ(収穫機:ヴァリアント)の収穫効率(回収率)が60~70%程度であり、3割程度のエダマメを畑から回収できなかったこと。
●原因が分かれば、解決はそう難しいことではありません。来年はさらに工夫を重ねて前進して行きたいと思います。
●最後に、今年は、個人のお客様に積極的に販売できませんでした。ごめんなさい。来年は、少しでもファンの皆さんに直接お届けできるシステムを構築したいと思います。
★追伸 ジャグロンズでは、データを収集してもらえるスタッフを募集しています。高校生、大学生等のインターンシップや卒業論文作成のテーマにしていただいてもかまいません。季節によって、「夏の秋田でのエダマメ栽培生産コース」と「冬の三重でのほうれん草栽培生産コース」の2つがあります。関心のある方は是非ご検討ください。

 

●陣取り:小学生のころ、よく陣取り遊びというものをよくやりました。学年も男女も関係なく、非常にエキサイティングな遊びでした。私の経験は40年前のことになりますが、この遊び、今も残っているのでしょうか?プレイヤーそれぞれがルールを守り、頭脳と体を無駄なく使いこなすスタイルの遊びだったことを思い出しました。
●コロナ:さて、皆さんは、もうコロナのワクチン接種終えましたか?私は、津市民であるにもかかわらず、仕事の関係上秋田に滞在しており、予約のタイミングを逸してしまってました。そして、キャンセル待ちで何とか予約をとれたのが9月12日の15時45分接種会場は津市センターパレス1階の特設会場でした。
●一日で往復できるか?:さあどうしましょう。まだ仕事の軸足は秋田県美郷町。エダマメの収穫が2回目のピークを迎えています。できるだけ短時間で無駄なくやっちゃわないといけません。私の場合、自動車、飛行機、新幹線の3つの選択肢があります。副作用のことを考えると自動車はダメ。飛行機は早いが、便数が少なく日帰りは無理。ということで、新幹線に決定!でも、日帰りは可能だろうか?とりあえずやってみました。
●挑戦結果その1(往路):三重県からすると、秋田は秋田県ですが、私の最寄りの新幹線の駅は大曲。秋田県内からすると秋田は秋田市のことを意味します。秋田市と私の美郷町は、津市と名古屋市くらい離れています。ちょっと脱線しました。往路は、秋田県美郷町から、三重県津市までの移動です。始発の6時41分大曲発の新幹線「こまち号」で東京まで、そして「のぞみ号」に乗り換え名古屋まで、ちょうど名古屋から松阪方面への近鉄電車の急行があったのでこれで津駅まで。着いたのが13時過ぎでした。
●挑戦結果その2(接種):私が予約した津市のコロナワクチン接種会場は、センターパレス1F。津駅から歩いて20分ほどの場所に位置します。大門商店街にある「うどんの幸助」で、お気に入りの「きつねうどん」を少し遅めのお昼として頂きました。さて、接種会場では、本人確認等の、手続きをしたのち、誰に接種してもらいたいか選べるのがユニークでした。「お医者さん、看護師さん、歯医者さん、どの方に接種してほしいですか?」と。私は、「誰でもいいです」と応えたら、お医者さんに接種してもらうことに。全く痛くなく、アナフィラキシーショックなし。OKです。
●挑戦結果その3(復路):順調に進んだので、午後4時台の近鉄特急に乗って名古屋に向かい、そこから、のぞみ号で東京まで、そこから午後8時16分発の「こまち号」終電に乗ることができました。そして、最寄りの新幹線停車駅である大曲駅に午後11時21分到着。一見、「ミッション・インポッシブル」だと思いましたが。上手くいきました。
●まとめ:挑戦の結果は、日本最速の新幹線の一つである秋田新幹線「こまち号」の始発と終電で往復可能でした。自分は、緻密に計画を立てるタイプの人間ではありませんが、今回はスマホを活用して、コロナ接種のための秋田・三重間の往復日帰りミッションを無事敢行しました。目の前の今に集中して事に当たることで、ストレスを感じることなく楽しい1日を過ごせました。9月12日は、まさに陣取り遊びのような1日でした。

★2021.9.12-17. Jagrons.T.Fujiwara

◆ファームジャグロンズ兎農園のエダマメ出荷調整に欠かせないのが名水百選の町美郷町の地下水による冷却洗浄です。
◆ところがところが、近年、地殻変動なのか何なのか、水が切れることがありました。そのため昨年からは、もしものためのリスクヘッジとして上水道も整備しました。なんてことはありません、名水百選の町美郷町の上水道を使うことでおいしい枝豆を出荷するのです。
◆実は、扇状地の扇端に湧水群が存在するのですが、わが兎農園の所在地はその扇の要に当たる扇頂、いわば水がしみていくおおもとのあたりに位置します。
◆そのため、昔の職人さんに手掘りで掘ってもらった20m近くの深井戸から地下水をくみ上げます。
◆2日前に井戸の水が全くでなくなりました。そうすると、水洗トイレも使えないし、シャワーも使えないので困ったことになりました。
◆しかし何か変です。水が枯れると「ゲホゲホ」するのですが、スーッと出なくなる。地下水が枯渇したわけでなないかもしれません。
◆深井戸用のポンプ庫の蓋を開けてジーっと観察してみると。なんか変、1か所のネジだけさびています。はは~!もしや!やっぱり!ネジが手で回せるほどに緩んでいます。わかったところ全部で2か所のゴムパッキンを専門店で購入。新品に付け替えてネジをしっかり締めてハイ出来上がり!!交換部品総額190円也。
◆あれから何事もなかったかのように水が使えていますが、油断は禁物。水が出なくなる2つの原因のうちの一つを解決しただけのことなのだから。皆さん、水は大切に使いましょう。

 

★⤵上が古いゴムパッキン。下が新しいゴムパッキン。

 

●皆さんこんにちは、ジャグロンズの藤原隆広です。「ファーム⋆ジャグロンズ兎農園2021夏の陣」。今年は、作期拡大のための新規作型への新たな挑戦というテーマで挑んでおりますが、なんと、もう秋の気配に包まれてしまってます。枝豆の収穫も残すところ、あと3ヘクタールを切りました。
●さて、今回は、先週、一気に収穫を終わらせた。大仙市の圃場を紹介させていただきます。品種は、ジャグロンズネーム「月夜の美郷」。この品種は思ったよりもじっくり成長する品種で莢が大きくきれいなエダマメでした。
●大仙市圃場は、農園本部から車で15分ほどかかる最も離れた圃場です。粘土質の圃場は、盆明けの高温乾燥期を過ぎても水不足による黄化現象が生じにくく、莢が大きくて香りの高い枝豆が生産できます。
●初めてここでエダマメを作ったときは、皆さんから、絶対にここでは無理とのアドバイスがありましたが、今年は、展示圃場並みの出来栄えでした。収穫の朝には地主さんである、蛭川さんのおばあちゃんから、「藤原さんに枝豆を作ってもらって本当に良かった。」といって、差し入れをいただきました。私も、難しい問題に挑戦して本当に良かったと嬉しくなりました。
●スケールメリットを生かしたい私にとって、この圃場エリアの魅力は、秋田県でも最も耕地面積の広いエリアの一つであることです。隣の農業委員会エリアまで、出張耕作する甲斐は十分にあります。また、四季を肌で感じてこの広い圃場で野菜を作るって本当に気持ちいいものです。それでは今回はこの辺で失礼します。さようなら。